2010年 07月 02日
めでためでた |
サッカーのワールドカップで、日本チームはベスト16入りが果たせず帰国した。会見で岡田武史監督は、「予定より早い帰国」を残念がっていたが、実力以上によくやったとの声が大半だ。テレビでは「凱旋帰国」とか言っていたが、勝って帰ったわけではないので、この表現は必ずしも妥当ではない。
日本選手の個々の技術的なレベルは、そう高いものではない。選手も会見で述べていたが、チームワークで予選を勝ち上がったと言えよう。対パラグアイ戦での駒野友一のPK失敗は惜しかった。キーパーに止められたのならまだしも、狙い過ぎて外したのが悔やまれる。
駒野は責任を感じて泣いていたが、これが勝負というものだ。本人は自らのミスを悔やんだが、他の選手やサポーターは駒野に同情。パラグアイ選手まで駒野を慰めていたのが印象的だった。勝ち負けは実力もさることながら、時の運も左右する。スポーツは終わった後のさわやかさが大事だ。
予選で同じアジア代表の北朝鮮が負けた。北朝鮮のような社会主義国家では、世界の舞台でのスポーツの勝敗には、国家の威信が掛かっている。勝てば、選手に住宅や自動車まで贈られる。負ければ強制労働が待っている。天国と地獄の差だ。
ナイジェリアは、国際試合に今後2年間不参加することになったそうだ。敗北の責任として、サッカー関係者へ「懲罰」を与えたものだ。サッカー協会は、「スポーツへの政治介入」であるとして非難している。オリンピックも同様だが、国際スポーツの裏舞台は、陰鬱でどろどろの世界である。
ポルトガル代表のロナウドは、負けて捨て台詞を吐いて去った。ロナウドは世界的なプレーヤーである。試合後の態度は、まるでガキ同様で、全く評価できない。一流のプレーヤーには、それなりの「美学」が必要だ。ロナウドには、過去の名声に対する自覚が感じられなかった。
それに比べれば日本は健全だ。予選を勝ち上がったぐらいでメデタメデタである。勝負を弄んではならないが、所詮スポーツであり、「生死」を掛ける場ではない。さらに上を目指すために努力することについては異存はないが、国際舞台に立っただけで、まずよしとしなければならない。ワールドカップでもオリンピックでも、もっとお祭り気分で臨めばよい。
日本選手の個々の技術的なレベルは、そう高いものではない。選手も会見で述べていたが、チームワークで予選を勝ち上がったと言えよう。対パラグアイ戦での駒野友一のPK失敗は惜しかった。キーパーに止められたのならまだしも、狙い過ぎて外したのが悔やまれる。
駒野は責任を感じて泣いていたが、これが勝負というものだ。本人は自らのミスを悔やんだが、他の選手やサポーターは駒野に同情。パラグアイ選手まで駒野を慰めていたのが印象的だった。勝ち負けは実力もさることながら、時の運も左右する。スポーツは終わった後のさわやかさが大事だ。
予選で同じアジア代表の北朝鮮が負けた。北朝鮮のような社会主義国家では、世界の舞台でのスポーツの勝敗には、国家の威信が掛かっている。勝てば、選手に住宅や自動車まで贈られる。負ければ強制労働が待っている。天国と地獄の差だ。
ナイジェリアは、国際試合に今後2年間不参加することになったそうだ。敗北の責任として、サッカー関係者へ「懲罰」を与えたものだ。サッカー協会は、「スポーツへの政治介入」であるとして非難している。オリンピックも同様だが、国際スポーツの裏舞台は、陰鬱でどろどろの世界である。
ポルトガル代表のロナウドは、負けて捨て台詞を吐いて去った。ロナウドは世界的なプレーヤーである。試合後の態度は、まるでガキ同様で、全く評価できない。一流のプレーヤーには、それなりの「美学」が必要だ。ロナウドには、過去の名声に対する自覚が感じられなかった。
それに比べれば日本は健全だ。予選を勝ち上がったぐらいでメデタメデタである。勝負を弄んではならないが、所詮スポーツであり、「生死」を掛ける場ではない。さらに上を目指すために努力することについては異存はないが、国際舞台に立っただけで、まずよしとしなければならない。ワールドカップでもオリンピックでも、もっとお祭り気分で臨めばよい。
by everyoung
| 2010-07-02 13:23
| 言いたい放題
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