2012年 12月 04日
漸く衆院選公示 |
衆院選が公示された。先月16日に解散となったが、随分時間が経ったような気がする。小党の離合集散で、話題だけが先行したためだろう。第三極と言われる新興勢力が、どの程度の票を集めるかによって、次の政権の枠組みにも影響を与えることになろう。
新興勢力で注目されるのは、「日本維新の会」「日本未来の党」「みんなの党」の三つだ。このうち、「日本維新の会」と「日本未来の党」は、土壇場までゴタゴタした。その理由は、じいさま二人の最後の夢を叶える踏み台にされたためだ。
じいさまの一人は、「日本維新の会」に加わった石原慎太郎前東京都知事だ。石原氏に掻き回されて、党の公約も訳の分からないものになってしまった。「日本未来の党」は、表向き別の顔をしながら、実質的に小沢一郎氏の支配下にあるのと同然だ。
世論調査では、所謂「無党派層」というのが半分近くいる。これまでの選挙でもそうだったが、この「無党派層」の動向が、選挙結果を支配する傾向となっている。「無党派層」は、特に支持する政党がない有権者のことだが、かなりの部分は「衆愚」である。
一般に、「衆愚政治」「ポピュリズム」などと言われている。残念ながら、この無知なる民衆が、日本の政治の帰趨を握っているのが実態だ。過去において、日本新党ブームや小泉(純一郎元首相)郵政改革、民主党による政権交代があった。その結果がどうであったかは言うまでもない。
ワガハイは、健全なる二大政党政治が望ましいと考えているが、民主党が転けたために、本格的な二大政党を再現するにはなお時間が掛かるだろう。問題点や課題を指摘したり、理想を掲げるのはバカでもできる。必要なのは、どうやって解決して実現していくかだ。
投票日までの間、そこら中で選挙戦が展開される。政治家の演説に、耳を傾けて聞くほどの内容はない。具体的に政策を語っているほどの暇がないのも事実だ。党の方針に沿って「一つ覚え」の決まり文句を並べ立てている。有権者は、候補者の本質を見抜く眼力が改めて要求されるだろう。
新興勢力で注目されるのは、「日本維新の会」「日本未来の党」「みんなの党」の三つだ。このうち、「日本維新の会」と「日本未来の党」は、土壇場までゴタゴタした。その理由は、じいさま二人の最後の夢を叶える踏み台にされたためだ。
じいさまの一人は、「日本維新の会」に加わった石原慎太郎前東京都知事だ。石原氏に掻き回されて、党の公約も訳の分からないものになってしまった。「日本未来の党」は、表向き別の顔をしながら、実質的に小沢一郎氏の支配下にあるのと同然だ。
世論調査では、所謂「無党派層」というのが半分近くいる。これまでの選挙でもそうだったが、この「無党派層」の動向が、選挙結果を支配する傾向となっている。「無党派層」は、特に支持する政党がない有権者のことだが、かなりの部分は「衆愚」である。
一般に、「衆愚政治」「ポピュリズム」などと言われている。残念ながら、この無知なる民衆が、日本の政治の帰趨を握っているのが実態だ。過去において、日本新党ブームや小泉(純一郎元首相)郵政改革、民主党による政権交代があった。その結果がどうであったかは言うまでもない。
ワガハイは、健全なる二大政党政治が望ましいと考えているが、民主党が転けたために、本格的な二大政党を再現するにはなお時間が掛かるだろう。問題点や課題を指摘したり、理想を掲げるのはバカでもできる。必要なのは、どうやって解決して実現していくかだ。
投票日までの間、そこら中で選挙戦が展開される。政治家の演説に、耳を傾けて聞くほどの内容はない。具体的に政策を語っているほどの暇がないのも事実だ。党の方針に沿って「一つ覚え」の決まり文句を並べ立てている。有権者は、候補者の本質を見抜く眼力が改めて要求されるだろう。
by everyoung
| 2012-12-04 19:03
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