2014年 06月 03日
いいことだらけ |
超党派による「カジノ法案」が、議員立法として国会に提出されているが、今会期中に成立するかどうかは微妙だ。日本人は博打好きな割には、ルーレットやブラックジャックなどができる環境がない。ギャンブルを認めてない国は、世界でアイルランドと日本だけだ。早く「ギャンブル後進国」を脱却したい。
安倍晋三首相は、先にシンガポールを訪問した際、ホテルに隣接する「統合リゾート」を視察した。事後の会見で、「カジノの利益を文化的な施設につぎ込み、新たな雇用や文化への投資を生み出している」、と同国を高く評価。「統合リゾートは、日本の成長戦略の目玉となる」と述べ、法案成立に意欲を見せた。
日本は、2020年の東京五輪を誘致することになっている。これを念頭に、「おもてなし」の看板を掲げ、多くの外国人観光客を呼び込もうという狙いがある。ギャンブルは、観光だけでなく、多くの雇用を創出。多額の税収も期待でき、地域経済への貢献度は大だ。
ワガハイは、都心のお台場などに「ギャンブル特区」を設けることには反対だ。タダでさえ、首都圏への機能集中が問題化されており、これに拍車を掛けるだけだ。「ギャンブル特区」は、東北や沖縄など地方に限る。岩手県や宮城県は、もともとギャンブルには抵抗感があり、今でも競馬や競輪場などはない。福島県はそうではない。原発事故やつなみの復旧を兼ねて、福島に巨大な博打場を建設すべきだ。
カジノがない割には、日本には「ギャンブル依存症」が560万人もいるとされている。かなり大きな数字で、世界一にランク付けされている。これほどの依存症患者がいるところに、さらに「ギャンブル場」を建設すれば、日本は破壊しかねない、というのが反対論者の言い分だ。
犠牲者が出るのを、すぐに社会や制度の所為とする風潮があるが、ギャンブルは自己責任でやるものだ。問題のすり替えに過ぎない。そもそも、ギャンブルをすでに解禁している国の依存症患者が、解禁していない国より少ないのがおかしい。
財源確保のために、消費税をチマチマ引き上げたり、貧乏にから小ゼニを集めることを考えるより、外国人観光客の懐や国内の「富裕層」の道楽に着目した方がよい。そこで得た税収を、社会の発展やインフラ整備に充当すれば、いいことだらけだはないか。
(07年12月「競馬は楽し」、11年7月「ギャンブル特区」など参照)
安倍晋三首相は、先にシンガポールを訪問した際、ホテルに隣接する「統合リゾート」を視察した。事後の会見で、「カジノの利益を文化的な施設につぎ込み、新たな雇用や文化への投資を生み出している」、と同国を高く評価。「統合リゾートは、日本の成長戦略の目玉となる」と述べ、法案成立に意欲を見せた。
日本は、2020年の東京五輪を誘致することになっている。これを念頭に、「おもてなし」の看板を掲げ、多くの外国人観光客を呼び込もうという狙いがある。ギャンブルは、観光だけでなく、多くの雇用を創出。多額の税収も期待でき、地域経済への貢献度は大だ。
ワガハイは、都心のお台場などに「ギャンブル特区」を設けることには反対だ。タダでさえ、首都圏への機能集中が問題化されており、これに拍車を掛けるだけだ。「ギャンブル特区」は、東北や沖縄など地方に限る。岩手県や宮城県は、もともとギャンブルには抵抗感があり、今でも競馬や競輪場などはない。福島県はそうではない。原発事故やつなみの復旧を兼ねて、福島に巨大な博打場を建設すべきだ。
カジノがない割には、日本には「ギャンブル依存症」が560万人もいるとされている。かなり大きな数字で、世界一にランク付けされている。これほどの依存症患者がいるところに、さらに「ギャンブル場」を建設すれば、日本は破壊しかねない、というのが反対論者の言い分だ。
犠牲者が出るのを、すぐに社会や制度の所為とする風潮があるが、ギャンブルは自己責任でやるものだ。問題のすり替えに過ぎない。そもそも、ギャンブルをすでに解禁している国の依存症患者が、解禁していない国より少ないのがおかしい。
財源確保のために、消費税をチマチマ引き上げたり、貧乏にから小ゼニを集めることを考えるより、外国人観光客の懐や国内の「富裕層」の道楽に着目した方がよい。そこで得た税収を、社会の発展やインフラ整備に充当すれば、いいことだらけだはないか。
(07年12月「競馬は楽し」、11年7月「ギャンブル特区」など参照)
by everyoung
| 2014-06-03 10:05
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