2016年 04月 01日
そんなもんか |
千葉大生による女子中学生誘拐・監禁事件は、よくわからないところが多い。今後の捜査で詳細が判明するのを待つしかない。それにしても、被害者はよく2年も我慢していたものだ。心の痛手は大きいだろうが、ケガもなく救出されたのは幸いだ。
この事件で、ワガハイが興味を持ったのは学校側の対応だ。誘拐事件が起きた埼玉県朝霞市の教育委員会は、女生徒を卒業させることを決めた。2年間の学業の空白があるが、卒業の可否は校長の裁量で判断できる。義務教育では、学業の「中抜き」も可能と言うことだ。
女生徒自身や家族からの希望を受けて、同級生と同じ扱いにすることになったようだ。女生徒が監禁中に、どう過ごしていたのかは不明だ。もしかしたら自習でもして、中学生としての最低限の知識は身に付けていたことも考えられる。
教育委員会や学校側は、必要な学習についてのサポートはしていくことになりそうだ。今の時代、中学を卒業すれば高校に進学するのが当たり前となっている。特例として入学を受け入れる私学が名乗り出るかも知れない。仮に2年の後れがあっても、長い人生からすれば大したことではない。
誘拐の疑いで逮捕された寺内樺風容疑者については、千葉大学が卒業認定と学位授与を取り消し、卒業を留保することを決定した。すでに卒業式は終えているが、3月末までは学籍しているとの判断によるものだ。扱いは留年ということになる。
大学の内部では、「2年遡及して停学処分にすべきだ」とか「学業とは別の話だ」などと意見が分かれた模様だ。遡及については法的に難しいとの見方もある。寺内容疑者は、必要な単位を取り、学業自体には特に問題はない。事件以外の卒業要件は備えていると言える。
寺内容疑者は、当初は「身柄拘束」で、31日になって漸く「逮捕」された。逮捕されただけでは「犯罪者」ではない。今後、起訴されて裁判になり、判決が出されてはじめて確定することになる。
千葉大の規定では、規則違反に対し学長が、戒告、停学、放学などの懲戒を科すことができる。
普通、退学は本人からの申し出により許可する場合が多い。除籍は、授業料の未払いや、在学年限や休学期間を越えた場合に適用される。素人考えでは、刑事事件を起こせば即、退学か放学になるだろうと推測するが、そうでもないらしい。千葉大は学内に「懲罰委員会」を設けて、捜査の進捗を見ながら処分を検討することにしている。
この事件で、ワガハイが興味を持ったのは学校側の対応だ。誘拐事件が起きた埼玉県朝霞市の教育委員会は、女生徒を卒業させることを決めた。2年間の学業の空白があるが、卒業の可否は校長の裁量で判断できる。義務教育では、学業の「中抜き」も可能と言うことだ。
女生徒自身や家族からの希望を受けて、同級生と同じ扱いにすることになったようだ。女生徒が監禁中に、どう過ごしていたのかは不明だ。もしかしたら自習でもして、中学生としての最低限の知識は身に付けていたことも考えられる。
教育委員会や学校側は、必要な学習についてのサポートはしていくことになりそうだ。今の時代、中学を卒業すれば高校に進学するのが当たり前となっている。特例として入学を受け入れる私学が名乗り出るかも知れない。仮に2年の後れがあっても、長い人生からすれば大したことではない。
誘拐の疑いで逮捕された寺内樺風容疑者については、千葉大学が卒業認定と学位授与を取り消し、卒業を留保することを決定した。すでに卒業式は終えているが、3月末までは学籍しているとの判断によるものだ。扱いは留年ということになる。
大学の内部では、「2年遡及して停学処分にすべきだ」とか「学業とは別の話だ」などと意見が分かれた模様だ。遡及については法的に難しいとの見方もある。寺内容疑者は、必要な単位を取り、学業自体には特に問題はない。事件以外の卒業要件は備えていると言える。
寺内容疑者は、当初は「身柄拘束」で、31日になって漸く「逮捕」された。逮捕されただけでは「犯罪者」ではない。今後、起訴されて裁判になり、判決が出されてはじめて確定することになる。
千葉大の規定では、規則違反に対し学長が、戒告、停学、放学などの懲戒を科すことができる。
普通、退学は本人からの申し出により許可する場合が多い。除籍は、授業料の未払いや、在学年限や休学期間を越えた場合に適用される。素人考えでは、刑事事件を起こせば即、退学か放学になるだろうと推測するが、そうでもないらしい。千葉大は学内に「懲罰委員会」を設けて、捜査の進捗を見ながら処分を検討することにしている。
by everyoung
| 2016-04-01 21:42
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