2017年 01月 29日
マスク美人 |
健康診断したら、幸いにもハラワタには異常なかったが、右目の視力が落ちているとの指摘があった。少し前、車の高齢者講習の時の検査では、特に変化はなかった。恐らく計測ミスではないかと、今のところ特に気にしていない。
歳とともに、体のあちこちにおかしな所が目立って来るようになった。耳が遠くなったのは困ったものだ。もっとも、耳よりは目の方が大事なので、見ちゃいけないものはなるべく見ないようにしないといけない。
先日、電車に乗っていたらやたらにマスクをしている女性が目に付いた。インフルエンザが流行っているため、マスクを掛ける人が多いようだ。なぜか、マスクを掛けた女性は美人に見える。顔の部品のうち、鼻と口を隠すことができる。目だけで勝負できるが、髪型も重要なポイントになるとの説もある。
マスクでもダメなら、サングラスを併用すれば、みんな美人になる。サングラスは、目の悪い人は仕方ないが、昼間から掛けていると、何か悪いことでもしたか、よほど顔が不細工かのどちらかであろう。
ヤクザは鏡を見て、いかに相手を脅かす目付きができるか研究するそうだ。目だでの威嚇が効けば、こんな楽なことはない。「目は心の鏡」という言葉がある。元は英語だとか。目を見て、相手の本心を見抜けるようになれば一人前だ。「目は口ほどにモノを言う」のだ。
目は、体全体の重要な器官であり、いろいろな格言などにもよく使われる。囲碁の世界では、「一目置く」とか「岡目八目」とかいった言葉がある。調べてみると、目に絡んだ言葉は山ほどある。
例えば、「生き馬の目を抜く」「鵜の目鷹の目」「百聞は一見にしかず」「目から鱗」「鬼の目にも涙」「見ると聞くと大違い」「脇目も振らず」「弱り目に祟り目」「目くそ鼻くそを笑う」「目と鼻の先」「目には目、歯には歯」「目から鼻に抜ける」「抜け目がない」「面目躍如」「親の欲目」「目に入れても痛くない」「目鼻を付ける」など切りがない。
目元は、マスクを付ければ強調される。小顔に見えるのも美人になる要素だ。表情も隠せるし、急いで外出する時など「すっぴん」を誤魔化せる手段ともなる。「横目」「流し目」「色目」の合わせ技を駆使すれば、男なんていちころだ。
「夜目遠目傘のうち」というが、マスクをすればいつでも美人に変身できる。季節がら、新年会でもマスクが目立った。「美人と飲み食いできるのは幸せーぜひそのままで・・」なんて言っていたら叱られた。
(06年11月「美人の効用」、08年2月「美人とウンコ」、14年8月「美人は得だ」など参照)
by everyoung
| 2017-01-29 20:57
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