2006年 01月 26日
不具合の発生 |
先の大学入試センター試験の英語リスニングテストで、ICプレーヤーのトラブルが続出した。プレーヤーの構造は極めて単純で、不具合も基本動作に関わる部分が多かった。センターは事前に機器の動作確認をしたらしいが、トラブルの発生率からすると、テストはかなりいい加減なものだった、と言われてもしかたがないだろう。
一連の報道を見て不思議なのは、センターがどういう方式で機器を調達したのか、特注したメーカーはどこなのか、など肝心なところが明らかでない。推測の域を出ないが、センターは公的機関であるから多分、入札かコンペでメーカーを決め、予算の関係でかなり値切ったのではないか。メーカーも「実績稼ぎ」で、相当の出血受注したのではないか。その「ツケ」が出た可能性もある。
聞くところによると、受験生はプレーヤーを自宅に持って帰ってもよいし、そのまま試験場に置いて帰ってもよかった。センター側からすると、使い捨ての大した価値のないものだったことになる。持ち帰った人の話では、プレーヤーのどこにもメーカー名が刻印されていない。分解してもそれを判断する銘版などはなかったようだ。電池にはメーカー名が入っていたが、それが即、プレーヤーの製造メーカーとはかぎらない。
センター試験は受験生にとっては1年間の成果を試す重要なイベントである。センター試験で使用するような場合、必ずしもメーカー名を入れる必要はない。ただ、これほどの騒ぎになったら、センター側の検査体制のあり方はもちろんだが、受注メーカーの責任も無視できないのではないか。なぜこれほどの不具合が発生したのか明確にすべきだ。
一連の報道を見て不思議なのは、センターがどういう方式で機器を調達したのか、特注したメーカーはどこなのか、など肝心なところが明らかでない。推測の域を出ないが、センターは公的機関であるから多分、入札かコンペでメーカーを決め、予算の関係でかなり値切ったのではないか。メーカーも「実績稼ぎ」で、相当の出血受注したのではないか。その「ツケ」が出た可能性もある。
聞くところによると、受験生はプレーヤーを自宅に持って帰ってもよいし、そのまま試験場に置いて帰ってもよかった。センター側からすると、使い捨ての大した価値のないものだったことになる。持ち帰った人の話では、プレーヤーのどこにもメーカー名が刻印されていない。分解してもそれを判断する銘版などはなかったようだ。電池にはメーカー名が入っていたが、それが即、プレーヤーの製造メーカーとはかぎらない。
センター試験は受験生にとっては1年間の成果を試す重要なイベントである。センター試験で使用するような場合、必ずしもメーカー名を入れる必要はない。ただ、これほどの騒ぎになったら、センター側の検査体制のあり方はもちろんだが、受注メーカーの責任も無視できないのではないか。なぜこれほどの不具合が発生したのか明確にすべきだ。
by everyoung
| 2006-01-26 12:44
| ハラ立ち日記
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