2006年 04月 12日
春山の危険 |
北アルプス周辺での雪山遭難が続いている。最近の登山者は中高年が多く、体力にも限界があるとみられているが、多くの場合は判断ミスによるものがほとんどだ。
春山は、スキーや登山には快適である。雪の状態は悪くなるものの、陽が長くなり気温も上がり、冬山とは違った魅力があるからだ。
スキーをやる年配者は比較的少ないが、登山者の大部分は中高年が占めている。シーズンを問わずそうだ。学生とは異なり、勤務をやりくりして仲間と調整して登ることになる。天候より日程優先の無理な山行となる。
里は花が咲き春爛漫だが、山は天候ひとつで厳冬期と変わらない状況に一変する。気温が下がれば雪が締まり、雪崩の危険性は少なくなる。逆に温度が上がれば、雪が緩み雪崩が発生する。新雪が降っても根雪とのズレが起き、表層雪崩になり易い。地元の人が危険視している場所に入るのは論外だ。
山での危険を回避するには、気圧配置をよく見ておく必要がある。テレビでもネットでもかなり詳しい予報を知ることができる。特に低気圧の動きを見て判断すれば、山の状況も概ね見当を付けることが可能である。もちろん山の状況によって天候が微妙に変化する。山に登る者は、天気図を常時チェックしておくことが肝要だ。
未経験者が無謀に山に入っているケースは少ない。それでも遭難が発生するのは、状況判断が甘く、無理をするからだ。いったん遭難すれば救助しなければならない。山岳救助隊は命を懸けて出動することになる。救助には莫大は経費が掛かる。民間ヘリを飛ばせば、保険にでも入ってない限り個人の負担は計り知れない規模になる。多くの場合、県警などの公的機関が出動する。これは全て税金で賄っていることを承知しておくべきだ。
春山は、スキーや登山には快適である。雪の状態は悪くなるものの、陽が長くなり気温も上がり、冬山とは違った魅力があるからだ。
スキーをやる年配者は比較的少ないが、登山者の大部分は中高年が占めている。シーズンを問わずそうだ。学生とは異なり、勤務をやりくりして仲間と調整して登ることになる。天候より日程優先の無理な山行となる。
里は花が咲き春爛漫だが、山は天候ひとつで厳冬期と変わらない状況に一変する。気温が下がれば雪が締まり、雪崩の危険性は少なくなる。逆に温度が上がれば、雪が緩み雪崩が発生する。新雪が降っても根雪とのズレが起き、表層雪崩になり易い。地元の人が危険視している場所に入るのは論外だ。
山での危険を回避するには、気圧配置をよく見ておく必要がある。テレビでもネットでもかなり詳しい予報を知ることができる。特に低気圧の動きを見て判断すれば、山の状況も概ね見当を付けることが可能である。もちろん山の状況によって天候が微妙に変化する。山に登る者は、天気図を常時チェックしておくことが肝要だ。
未経験者が無謀に山に入っているケースは少ない。それでも遭難が発生するのは、状況判断が甘く、無理をするからだ。いったん遭難すれば救助しなければならない。山岳救助隊は命を懸けて出動することになる。救助には莫大は経費が掛かる。民間ヘリを飛ばせば、保険にでも入ってない限り個人の負担は計り知れない規模になる。多くの場合、県警などの公的機関が出動する。これは全て税金で賄っていることを承知しておくべきだ。
by everyoung
| 2006-04-12 14:38
| ハラ立ち日記
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