2006年 12月 31日
主婦感覚 |
ことしの株式市場は、年末にかけ国際優良銘柄や鉄鋼株などが一段と盛り上がりを見せた半面、振興市場にとっては逆風の1年であった。年初の「ホリエモン」ショックが尾を引き、主に個人投資家が損失を被った印象は拭えない。
市場は、「上がる」「下がる」「動かない」の3つしかない。儲けるには、上げ局面では安いところで買って高くなったら売ればよい。下げ局面では逆だ。高い水準で売っておいて、下げたところを買い戻せばよい。相場が動かなければ損も得もない。つまり上がるか下がるかのどちらかを判断すればよい。確率は五分ということになる。
仮に判断が外れても、元金を即失うことはない。市場商品の売り買いは、負けたらゼロになるギャンブルとは違うのである。一般的には、判断が当たれば押せ押せでよい。外れたら直ちに損切りをすることだ。市場のプロでも、そうはいかないのがこの世界だ。
市場参加者は、プロばかりではない。個人投資家を中心としたアマも多い。ある海外の統計によると、プロの機関投資家と家庭の主婦の投資パフォーマンスを比べてみると、主婦の方が断然いい成績を上げている。
プロは当然、マクロやミクロの統計を分析、理論的に投資スタンスを決めることが多い。これに対し主婦は、どちらかと言えば感覚的な判断に頼っている。主婦の「ドタ感」の方がなぜ優れているのか。いつくかの理由がある。
基本的にプロは自分の金を投資するわけではない。組織として金を運用している。ポジションをつくってもどこかで調整しなければならない。これがタイミングの悪い時期に当たれば損切りも余儀なくされる。主婦の場合は、その必要はない。じっと風向きが変わるのを待てばよい.余資運用が中心のため、少々凹んでもそのまま持ち続け、結果的に儲けている。女性は馴染みのある企業に投資する傾向があり、わけのわからない銘柄にはあまり手を出さない。大儲けもしないが着実である。これが全体としてパフォーマンスを上げる要因になっている。
最近、ネット取引が活発になり、プロの真似をする個人投資家も増えてきた。必ずしも、それで高パフォーマンスを上げているとは限らない。原点に戻り、主婦の投資方法を学ぶことも必要だ。
市場は、「上がる」「下がる」「動かない」の3つしかない。儲けるには、上げ局面では安いところで買って高くなったら売ればよい。下げ局面では逆だ。高い水準で売っておいて、下げたところを買い戻せばよい。相場が動かなければ損も得もない。つまり上がるか下がるかのどちらかを判断すればよい。確率は五分ということになる。
仮に判断が外れても、元金を即失うことはない。市場商品の売り買いは、負けたらゼロになるギャンブルとは違うのである。一般的には、判断が当たれば押せ押せでよい。外れたら直ちに損切りをすることだ。市場のプロでも、そうはいかないのがこの世界だ。
市場参加者は、プロばかりではない。個人投資家を中心としたアマも多い。ある海外の統計によると、プロの機関投資家と家庭の主婦の投資パフォーマンスを比べてみると、主婦の方が断然いい成績を上げている。
プロは当然、マクロやミクロの統計を分析、理論的に投資スタンスを決めることが多い。これに対し主婦は、どちらかと言えば感覚的な判断に頼っている。主婦の「ドタ感」の方がなぜ優れているのか。いつくかの理由がある。
基本的にプロは自分の金を投資するわけではない。組織として金を運用している。ポジションをつくってもどこかで調整しなければならない。これがタイミングの悪い時期に当たれば損切りも余儀なくされる。主婦の場合は、その必要はない。じっと風向きが変わるのを待てばよい.余資運用が中心のため、少々凹んでもそのまま持ち続け、結果的に儲けている。女性は馴染みのある企業に投資する傾向があり、わけのわからない銘柄にはあまり手を出さない。大儲けもしないが着実である。これが全体としてパフォーマンスを上げる要因になっている。
最近、ネット取引が活発になり、プロの真似をする個人投資家も増えてきた。必ずしも、それで高パフォーマンスを上げているとは限らない。原点に戻り、主婦の投資方法を学ぶことも必要だ。
by everyoung
| 2006-12-31 19:45
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