2007年 02月 03日
葉っぱのみ |
柳沢伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言で大騒ぎが続いている。国会は、今年度補正予算案を野党欠席のまま、衆院で可決した。補正予算は、国民生活にとって重要な内容を含むもので、ロクな審議もないまま通過していくのは解せない。
閣僚の失言はよくあることだ。これまでも何人もの大臣のクビが飛んだ。日本の社会風土は、公人の発言には自由はない。よほど注意していないと墓穴を掘ることになる。柳沢氏は、軽卒と言われても仕方がないし、バカなことを言ったものだ。
柳沢氏がどういう発言をしたのか、報道などを参考に調べてみた。柳沢氏は、少子化傾向について、「女性がたくさんの子供を産んでくれない。15〜50歳を出産年令とすると、(全体の数は)勘定できる。ほか(女性以外)から産まれようがない。産む機械と言っては何だが、装置の数が決まっていると(産む数も決まる)。産む役割の人が、一人頭で頑張ってもらわないと・・」といった趣旨の内容だった。
「産む機械と言っては何だが」と発言した直後に、「機械と言って申し訳ない。ごめんなさい」と謝っている。「産む機械・・」は比喩として述べたものだが、柳沢氏はすぐに「まずい」と感じたようだ。つまらない例え話しをしたものだ。一度発言してしまったらもう遅い。軌道修正をしたが、マスコミの餌食になってしまった。
野党が「敵失」に乗じたのはいつものパターンだ。与党内からも批判が出ている。いずれも「女性を敵に回しては選挙に勝てない」との思惑があるからだ。柳沢氏の発言自体はまずいが、国会審議を巡った与野党のどたばた騒ぎは感心できない。
肝心なのは、少子化対策をどうするかだ。本質を見誤ってはいけない。これでは「木を見て森を見ず」どころか、「木の葉っぱ」さえ見ていないことになる。予算は予算、政策は政策できちっと審議すべきである。柳沢発言を取り上げるなら、別の委員会でやるべきだ。税金の無駄遣いをまた繰り返している。
閣僚の失言はよくあることだ。これまでも何人もの大臣のクビが飛んだ。日本の社会風土は、公人の発言には自由はない。よほど注意していないと墓穴を掘ることになる。柳沢氏は、軽卒と言われても仕方がないし、バカなことを言ったものだ。
柳沢氏がどういう発言をしたのか、報道などを参考に調べてみた。柳沢氏は、少子化傾向について、「女性がたくさんの子供を産んでくれない。15〜50歳を出産年令とすると、(全体の数は)勘定できる。ほか(女性以外)から産まれようがない。産む機械と言っては何だが、装置の数が決まっていると(産む数も決まる)。産む役割の人が、一人頭で頑張ってもらわないと・・」といった趣旨の内容だった。
「産む機械と言っては何だが」と発言した直後に、「機械と言って申し訳ない。ごめんなさい」と謝っている。「産む機械・・」は比喩として述べたものだが、柳沢氏はすぐに「まずい」と感じたようだ。つまらない例え話しをしたものだ。一度発言してしまったらもう遅い。軌道修正をしたが、マスコミの餌食になってしまった。
野党が「敵失」に乗じたのはいつものパターンだ。与党内からも批判が出ている。いずれも「女性を敵に回しては選挙に勝てない」との思惑があるからだ。柳沢氏の発言自体はまずいが、国会審議を巡った与野党のどたばた騒ぎは感心できない。
肝心なのは、少子化対策をどうするかだ。本質を見誤ってはいけない。これでは「木を見て森を見ず」どころか、「木の葉っぱ」さえ見ていないことになる。予算は予算、政策は政策できちっと審議すべきである。柳沢発言を取り上げるなら、別の委員会でやるべきだ。税金の無駄遣いをまた繰り返している。
by everyoung
| 2007-02-03 20:47
| ハラ立ち日記
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