2007年 06月 07日
場所取り |
地元での「お遊び」のための場所取りの順番が、年2回巡って来る。夏と冬の1回づつだ。コミュニティセンターの玄関前に、受付の何時間か前から並ぶことになる。天気が良い時とか夏場はまだいいが、冬は大変である。
和室は数があるので競争もそう激しくないが、ホールなどは取り合いとなる。ワガハイたちが利用するのは和室なので、1番に並ばなくても確保できる。たまたま今回は、比較的早く現場に到着した。1番かと思っていたら、もっと早いのがいて椅子だけが置いてあった。
暫くすると、後ろに何人かが並んだ。さらに待っていると、一番目の椅子の持ち主が現れた。「椅子を置いているだけでは並んだことにならないよ」。まずワガハイが小言を垂れた。ワガハイが到着してから40分も経っていたのだ。続いて、他の並んでいる人たちも文句を言い出した。
椅子の持ち主は「社交ダンス」の場所取りのおばさんだ。いろいろ言い訳をしたが、最後はふてくされて、そのまま1番の席を占め続けた。他の人たちもそれ以上は追及しなかった。まず順番の番号札をもらって、その順に受付を開始する仕組みだ。早いもの勝ちだから、場所が競合すると順番の早いものが有利となる。
何年か前、ロンドンの街角でミュージカルを見ようと並んだことがある。予約をしていなかったから「リターンチケット」を求めるためだ。つまりキャンセル待ちである。この行列に日本人の若い女性の観光客が何人か並んでいた。整理役のおじさんが確認に来た時に、女性の一人がちょうど列から離れていた。トイレに行ったのかもしれない。すぐに戻って列に加わったが、このおじさんは頑に拒否した。チェックの時に並んでいなかったというのがその理由だ。
外された女性は、仲間の証言を得ながら言い訳を言っていたが、おじさんは絶対に譲歩しなかった。この女性は、列の先頭近くで長時間並んでいたが、ほんのちょっと外しただけで、チケットを入手損なってしまった。女性は涙を流していた。
確かにルールはそうだが、少しは融通が効かないものか、と同情した。翻って地元のおばさんのケースはどうか。一応、文句は言うけど「隣近所の関係」を重視して、結局はコトを荒立てない方法を選択する。これはムラ社会のいいところでもあるし、悪いところでもある。
和室は数があるので競争もそう激しくないが、ホールなどは取り合いとなる。ワガハイたちが利用するのは和室なので、1番に並ばなくても確保できる。たまたま今回は、比較的早く現場に到着した。1番かと思っていたら、もっと早いのがいて椅子だけが置いてあった。
暫くすると、後ろに何人かが並んだ。さらに待っていると、一番目の椅子の持ち主が現れた。「椅子を置いているだけでは並んだことにならないよ」。まずワガハイが小言を垂れた。ワガハイが到着してから40分も経っていたのだ。続いて、他の並んでいる人たちも文句を言い出した。
椅子の持ち主は「社交ダンス」の場所取りのおばさんだ。いろいろ言い訳をしたが、最後はふてくされて、そのまま1番の席を占め続けた。他の人たちもそれ以上は追及しなかった。まず順番の番号札をもらって、その順に受付を開始する仕組みだ。早いもの勝ちだから、場所が競合すると順番の早いものが有利となる。
何年か前、ロンドンの街角でミュージカルを見ようと並んだことがある。予約をしていなかったから「リターンチケット」を求めるためだ。つまりキャンセル待ちである。この行列に日本人の若い女性の観光客が何人か並んでいた。整理役のおじさんが確認に来た時に、女性の一人がちょうど列から離れていた。トイレに行ったのかもしれない。すぐに戻って列に加わったが、このおじさんは頑に拒否した。チェックの時に並んでいなかったというのがその理由だ。
外された女性は、仲間の証言を得ながら言い訳を言っていたが、おじさんは絶対に譲歩しなかった。この女性は、列の先頭近くで長時間並んでいたが、ほんのちょっと外しただけで、チケットを入手損なってしまった。女性は涙を流していた。
確かにルールはそうだが、少しは融通が効かないものか、と同情した。翻って地元のおばさんのケースはどうか。一応、文句は言うけど「隣近所の関係」を重視して、結局はコトを荒立てない方法を選択する。これはムラ社会のいいところでもあるし、悪いところでもある。
by everyoung
| 2007-06-07 14:05
| ハラ立ち日記
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