2026年 01月 17日
報復措置を |
中国は、矢継ぎ早に対日攻撃を繰り返している。高市早苗首相の台湾発言がよほど堪えたということか。これに対し、日本は相変わらず手ぬるい対応に終始している。中国の理不尽な言動を国際世論に訴えるのはもちろんだが、報復措置を検討しておくべきだ。
今のところ、中国の対日最大の武器はレアアースだ。これの輸出を制限すれば、日本企業は困り、高市氏も最終的に頭を下げて発言を撤回するのではないかとの思惑がある。世界は、相互依存体制が出来上がっており、何かを制限すれば、その影響も跳ね返って来ることは否定できない。
これまでも、中国はレアアースの対日輸出制限を課したことがある。その教訓から、日本の企業は対中依存度を減らしているが、それでもまだ70%を中国に頼っているのが現状だ。中国からの供給が止まれば、産業活動に影響は避けられない。
日本は中国にとって第二の輸出先で、重要なマーケットである。輸入元としても第三位に位置する存在だ。輸入全体の6%強を日本に依存している。特に、機械や電子部品は半分以上を日本からの輸入で賄っている。
こうした現状を踏まえて、日本はどんな報復手段があるのか検討する必要がある。例えば、半導体製造に不可欠なフォトレジストは、日本が世界の90%のシェアを握っている。この対中輸出に制限を掛ければ、かなりの効果があることは間違いない。
そもそも、産業に重要な鉱物資源を特定の国に依存していること自体を改めなければならない。安全保障面でも、体制の異なる国への過度に頼るのは、危険であることを承知しておくべきだ。
鉱物資源のみならず、日本はエネルギーの大半を他国から輸入している。相手国の政情で振り回されている。自給体制の確率を供給源の多様化は、日本の安全保障にとって極めて重要な課題である。
南鳥島海域でのレアアース掘削は、大いに期待されており、政府としても最重要プロジェクトとして取り組むことが肝要だ。その他の供給源の開拓も急がなければならない。トランプ米大統領は、ベネズエラの石油資源を我が物にした。グリーンランドの領有をめぐる動きも、レアアースにあるとされている。軍事面だけでなく、背景にはエネルギーの争奪戦が見え隠れする。
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by everyoung
| 2026-01-17 13:47
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