2010年 01月 16日
資金洗浄 |
小沢一郎・民主党幹事長の政治資金を巡った法律違反容疑で、元秘書の衆院議員・石川知裕氏と、元私設秘書の池田光智氏が逮捕された。先の西松建設の違法献金事件で公判中の公設第1秘書・大久保隆規氏についても、共謀容疑で再度逮捕の見通しである。
今回の逮捕は、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入原資が政治資金収支報告書に記載されていないというのが表向きの理由だ。石川議員に対する事情聴取では、不記載は認めているものの、カネの動きや出所については曖昧なままだ。肝心の小沢氏も、囲碁を打ちながら「忙しい」として逃げ回わるだけで、全く説明責任を果たしていない。
東京地検特捜部が、国会開催前のこの時期に強制捜査や逮捕まで踏み込んだのは、「小沢包囲網」を構築、一気に核心に迫ろうとしているためだ。一連の動きを見ていると、収支報告書に記載するしないといった政治資金規正法違反の問題ではすでになくなっている。
岩手県の「胆沢ダム」の工事に絡んだゼネコン側からのヤミ献金疑惑が表面化。土地購入代金4億円の一部に充当された疑いがある。小沢氏が、これら裏カネの動きにどの程度関与していたかは、今の段階では不明だ。捜査が進めば、小沢氏側の収賄容疑に発展する可能性もある。そうなれば、手が後ろに回ることは間違いない。
今までの事情聴取や検察当局の調査では、原資の出所を隠すため、複雑な資金操作をしている疑いが強い。政治の世界では、カネの受け渡しはゲンナマでやるのが一般的だ。カネの流れの足跡が残らないようにするためだ。カネには色がない。いったんゲンナマで受け取って操作してしまえば訳が分からなくなる。小沢側のやり方は、政治資金の「マネーロンダリング」であり、かなり悪質である。
「胆沢ダム」など地元の公共事業の受注と、小沢氏の「天の声」との因果関係や、裏カネ受領に関した新事実が明らかにならないまでも、小沢氏は政治家としての道義的責任を取り、議員を辞職すべきだ。過去の事例をみれば、政治家はそうしてきた。
これまでも何度か指摘して来たように、小沢氏は、すでに評価済みの「死んだ」政治家である。民主党が、そのポンコツを利用して先の選挙に勝ち、さらに「小沢ジョンイル」体制まで敷こうとしているのは、そもそも間違いだ。今回の不祥事は、民主党の将来にとってはいい機会だ。小沢氏だけでなく、同じポンコツ政治家の鳩山由紀夫首相や菅直人財務相も早く処分して、若返った党再編に取り組む方がよい。
今回の逮捕は、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入原資が政治資金収支報告書に記載されていないというのが表向きの理由だ。石川議員に対する事情聴取では、不記載は認めているものの、カネの動きや出所については曖昧なままだ。肝心の小沢氏も、囲碁を打ちながら「忙しい」として逃げ回わるだけで、全く説明責任を果たしていない。
東京地検特捜部が、国会開催前のこの時期に強制捜査や逮捕まで踏み込んだのは、「小沢包囲網」を構築、一気に核心に迫ろうとしているためだ。一連の動きを見ていると、収支報告書に記載するしないといった政治資金規正法違反の問題ではすでになくなっている。
岩手県の「胆沢ダム」の工事に絡んだゼネコン側からのヤミ献金疑惑が表面化。土地購入代金4億円の一部に充当された疑いがある。小沢氏が、これら裏カネの動きにどの程度関与していたかは、今の段階では不明だ。捜査が進めば、小沢氏側の収賄容疑に発展する可能性もある。そうなれば、手が後ろに回ることは間違いない。
今までの事情聴取や検察当局の調査では、原資の出所を隠すため、複雑な資金操作をしている疑いが強い。政治の世界では、カネの受け渡しはゲンナマでやるのが一般的だ。カネの流れの足跡が残らないようにするためだ。カネには色がない。いったんゲンナマで受け取って操作してしまえば訳が分からなくなる。小沢側のやり方は、政治資金の「マネーロンダリング」であり、かなり悪質である。
「胆沢ダム」など地元の公共事業の受注と、小沢氏の「天の声」との因果関係や、裏カネ受領に関した新事実が明らかにならないまでも、小沢氏は政治家としての道義的責任を取り、議員を辞職すべきだ。過去の事例をみれば、政治家はそうしてきた。
これまでも何度か指摘して来たように、小沢氏は、すでに評価済みの「死んだ」政治家である。民主党が、そのポンコツを利用して先の選挙に勝ち、さらに「小沢ジョンイル」体制まで敷こうとしているのは、そもそも間違いだ。今回の不祥事は、民主党の将来にとってはいい機会だ。小沢氏だけでなく、同じポンコツ政治家の鳩山由紀夫首相や菅直人財務相も早く処分して、若返った党再編に取り組む方がよい。
by everyoung
| 2010-01-16 10:07
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