2010年 05月 26日
連立崩壊 |
社民党の福島みずほ党首が、普天間基地の移設問題で喚き散らしている。今に始まったことではないが、彼女は内閣の一員であるという自覚がまるでない。民主党のやり方が気に食わなければ、さっさと政権を離脱した方がよい。民主党も離縁状を出すべきだ。
民主党は、連立を組んだ相手である国民新党と社民党には、これまでも何度も振り回されて来た。両党を抱き込まなければならなかったのは、参院で過半議席が確保できないためだ。民主党は先の総選挙で圧勝したため、民主党が政権を担当するのは当たり前だが、有権者は国民新党や社民党に対し政権を委ねたわけではない。
そもそも「決着」もしていないことについて、形だけでも体裁をつくろうという発想がおかしい。このままでは、それさえ無理であろう。福島氏は、日米合意の移設先として「辺野古」の文言が入った文書にはサインしない、と述べている。恐らく閣議決定もできないであろう。それとも、「玉虫色」にして誤摩化そうとでもしているのか。
次期参院選は、日程が詰まりつつある。ここまで来たら、民主党は現体制で突入せざるを得ない。そうなれば民主党の敗北は決定的で、今の連立も崩壊の危機に直面する。次の総選挙までは、民主党を中心とした政権は維持されるが、パートナーの選択はガラガラポンになる可能性が強い。
民主党の将来を考えるのなら、ここで社民党を切った方が得策だ。切りたくても切れないのは、残りの国会会期に通さなければならない重要法案がいくつか控えているからだ。今切ったら参院での賛同が得られない。社民党にとっても政権への執着が見え隠れする。派遣法など同党の主張を盛り込んだ法案が、陽の目を見るかどうかの瀬戸際だ。暫くは政権側にいなければならない事情もある。双方にとっては、選挙協力も意識する必要がある。
ワガハイは当初から、端数政党の政権参画に疑問を呈して来た(09年9月「端数政党」参照)。是非はともかくとして、国民新党の亀井静香氏は、担当閣僚として体を張った印象が強い。それに対し福島氏は、担当の消費者政策、少子化対策について閣僚としての存在感は薄い。このおばさんは、社民党の党首として党利党略に励んだだけだ。民主党と共倒れになる運命にある。
民主党は、連立を組んだ相手である国民新党と社民党には、これまでも何度も振り回されて来た。両党を抱き込まなければならなかったのは、参院で過半議席が確保できないためだ。民主党は先の総選挙で圧勝したため、民主党が政権を担当するのは当たり前だが、有権者は国民新党や社民党に対し政権を委ねたわけではない。
そもそも「決着」もしていないことについて、形だけでも体裁をつくろうという発想がおかしい。このままでは、それさえ無理であろう。福島氏は、日米合意の移設先として「辺野古」の文言が入った文書にはサインしない、と述べている。恐らく閣議決定もできないであろう。それとも、「玉虫色」にして誤摩化そうとでもしているのか。
次期参院選は、日程が詰まりつつある。ここまで来たら、民主党は現体制で突入せざるを得ない。そうなれば民主党の敗北は決定的で、今の連立も崩壊の危機に直面する。次の総選挙までは、民主党を中心とした政権は維持されるが、パートナーの選択はガラガラポンになる可能性が強い。
民主党の将来を考えるのなら、ここで社民党を切った方が得策だ。切りたくても切れないのは、残りの国会会期に通さなければならない重要法案がいくつか控えているからだ。今切ったら参院での賛同が得られない。社民党にとっても政権への執着が見え隠れする。派遣法など同党の主張を盛り込んだ法案が、陽の目を見るかどうかの瀬戸際だ。暫くは政権側にいなければならない事情もある。双方にとっては、選挙協力も意識する必要がある。
ワガハイは当初から、端数政党の政権参画に疑問を呈して来た(09年9月「端数政党」参照)。是非はともかくとして、国民新党の亀井静香氏は、担当閣僚として体を張った印象が強い。それに対し福島氏は、担当の消費者政策、少子化対策について閣僚としての存在感は薄い。このおばさんは、社民党の党首として党利党略に励んだだけだ。民主党と共倒れになる運命にある。
by everyoung
| 2010-05-26 22:34
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