2010年 07月 21日
身近な無駄 |
来年度予算の概算要求提出期限が迫っている。関心の一つは無駄の排除だ。無駄の概念は立場によって異なるが、明らかに誰が見ても無駄なものも多い。これは徹底的に追及していかなければならない。国家レベルだけでなく、日常的な生活環境の中にも目に付くものがそこら中にある。
ワガハイは、サークル活動などで地域のコミュニティセンターを利用することがある。部屋やホールの数が限られており、予約して場所を確保するのが大変だ。1ヶ月前に受け付けるので、当該日は早朝から順番待ちとなる。玄関にならんで列をつくり、順番札をもらって手続きをすることになる。
コミュニティセンターの予約は大変だが、利用料はこれまでタダだった。地域住民の活動を支援するのが目的であるため、コストは全て税金で賄っていた。地域財政の逼迫を背景に、ついに自治体は2時間当たり340円を徴収することになった。
受益者負担の考え方を導入することや、金額の多寡を問題としているのではない。利用者の一般的な声は、「もっと、利用場所を増やしてほしい」という一点に尽きる。新興地域であるため、多くの家族がこの地域に流れ込んで来たが、その割りには文化活動などのための公共施設が少ない。
その一方で、不必要なインフラが目に付く。例えば、コミュニティセンターと駅を結ぶ道路は、歩行者専用だが、その一部に県道を渡る橋が架けられている。この橋は実に立派なものだ。ダンプカーが2台並んで通れるほどの幅がある。人の他、自転車や乳母車くらいしか通らない橋にしては壮大過ぎる。
さらにその近くには、巨大は歩道橋もある。集合住宅と駅を結ぶ位置にあるが、歩道橋の上で子どもが遊ぶ風景を見たことはあるが、人が横断に利用した姿はほとんど見ない。階段や坂が設けられた歩道橋を、苦労して上り下りするバカはいない。その下の道路を直接、みんな横切って渡っているのが現状だ。無駄な公共事業の象徴的存在である。
そればかりではない。やたらに県や市所有の空き地が多い。鉄柵で囲っており、企業庁の看板が出ている。時々草刈りはしている。この地域が開発されて30年以上経つが、全くの手付かず状態で放置している。一部を少年野球やサッカーに開放しているが、限定的である。
役人は、カネの使い方だけを考えて生きている。もともと人のカネ(税金)だから気楽だ。その使い方を誤っても、絶対に頭を下げることはない。寄ってたかって自らの行為を正当化することに明け暮れる。隙あらば、人からカネを取ることを先に考える人種である。財政逼迫の原因は、過去の無駄な累積と努力不足にあることは明らかだ。役人は、住民の意向をまず尊重、自らを反省することから始めなければならない。
ワガハイは、サークル活動などで地域のコミュニティセンターを利用することがある。部屋やホールの数が限られており、予約して場所を確保するのが大変だ。1ヶ月前に受け付けるので、当該日は早朝から順番待ちとなる。玄関にならんで列をつくり、順番札をもらって手続きをすることになる。
コミュニティセンターの予約は大変だが、利用料はこれまでタダだった。地域住民の活動を支援するのが目的であるため、コストは全て税金で賄っていた。地域財政の逼迫を背景に、ついに自治体は2時間当たり340円を徴収することになった。
受益者負担の考え方を導入することや、金額の多寡を問題としているのではない。利用者の一般的な声は、「もっと、利用場所を増やしてほしい」という一点に尽きる。新興地域であるため、多くの家族がこの地域に流れ込んで来たが、その割りには文化活動などのための公共施設が少ない。
その一方で、不必要なインフラが目に付く。例えば、コミュニティセンターと駅を結ぶ道路は、歩行者専用だが、その一部に県道を渡る橋が架けられている。この橋は実に立派なものだ。ダンプカーが2台並んで通れるほどの幅がある。人の他、自転車や乳母車くらいしか通らない橋にしては壮大過ぎる。
さらにその近くには、巨大は歩道橋もある。集合住宅と駅を結ぶ位置にあるが、歩道橋の上で子どもが遊ぶ風景を見たことはあるが、人が横断に利用した姿はほとんど見ない。階段や坂が設けられた歩道橋を、苦労して上り下りするバカはいない。その下の道路を直接、みんな横切って渡っているのが現状だ。無駄な公共事業の象徴的存在である。
そればかりではない。やたらに県や市所有の空き地が多い。鉄柵で囲っており、企業庁の看板が出ている。時々草刈りはしている。この地域が開発されて30年以上経つが、全くの手付かず状態で放置している。一部を少年野球やサッカーに開放しているが、限定的である。
役人は、カネの使い方だけを考えて生きている。もともと人のカネ(税金)だから気楽だ。その使い方を誤っても、絶対に頭を下げることはない。寄ってたかって自らの行為を正当化することに明け暮れる。隙あらば、人からカネを取ることを先に考える人種である。財政逼迫の原因は、過去の無駄な累積と努力不足にあることは明らかだ。役人は、住民の意向をまず尊重、自らを反省することから始めなければならない。
by everyoung
| 2010-07-21 14:36
| ハラ立ち日記
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