2012年 04月 07日
ついに空中分解 |
国民新党がついに分裂した。消費税の是非を巡っての対立が激化したものだが、よくわからない政党だ。連立内閣の閣僚である自見庄三郎氏が新代表となり、亀井静香氏は代表のまま離党した。亀井氏は新党結成を目論んでいるらしい。
もともと国民新党は8人の小所帯で端数政党に過ぎない。前の総選挙や、その後の参院選で「ゆうーせい、ゆーせい」と騒ぎまくったが、いずれも票や議席を減らした。国民から支持されなかったということだ。それが国会勢力の数合わせの関係から政権に組み入れられていた。
民主党にとっても今や、連立パートナーを重視するより、自民党など野党との連携の方が重要になってきた。国民新党が与党にいようがいまいが、ほとんど関係ないことだ。そもそも国民新党は、民主的手続きを経て与党の座を占めた政党ではない。
自見氏や下地幹郎氏の「クーデター」ではじき出されたのは、亀井静香氏と亀井亜紀子氏だ。両人は当初から「消費税反対」を唱えて来た。国民新党の「公約」として筋を通した点は評価できる。同じ反対派でも、小沢一郎民主党元代表らは、方針に一貫性がなく、政策もチグハグであるのと対照的だ。
亀井静香氏は、小沢氏グループや大阪維新の会への接近を試みたり、石原慎太郎東京都知事の「新党構想」への参加を画策しているようだ。存在感をアピールするつもりだろうが、亀井氏の政治家としての賞味期限はすでに終わっている。姑息な手段で生き残りを図るより、さっさと政界から消えた方がましだ。
亀井亜紀子氏は、政治家としての実績はほとんどない。力量も未知数だ。亀井亜紀子氏は、亀井久興前衆議院議員の長女だ。ワガハイは、国民新党の中では久興氏の主張には同感するものが多かった。だからといって、おやじと娘が同じではないが、将来には期待できるものがあるかも知れない。
最後まで主旨を貫いた両亀井氏に比べ、自見氏や下地氏の言動は理解しにくい。かつて社民党が連立を離脱。その後陰が薄くなった。自見氏や下地氏は、与党にいることの「有り難み」を十分に承知。公約をソデにしてまで政権に恋々としているだけだ。このままでは国民の理解は得られまい。
もともと国民新党は8人の小所帯で端数政党に過ぎない。前の総選挙や、その後の参院選で「ゆうーせい、ゆーせい」と騒ぎまくったが、いずれも票や議席を減らした。国民から支持されなかったということだ。それが国会勢力の数合わせの関係から政権に組み入れられていた。
民主党にとっても今や、連立パートナーを重視するより、自民党など野党との連携の方が重要になってきた。国民新党が与党にいようがいまいが、ほとんど関係ないことだ。そもそも国民新党は、民主的手続きを経て与党の座を占めた政党ではない。
自見氏や下地幹郎氏の「クーデター」ではじき出されたのは、亀井静香氏と亀井亜紀子氏だ。両人は当初から「消費税反対」を唱えて来た。国民新党の「公約」として筋を通した点は評価できる。同じ反対派でも、小沢一郎民主党元代表らは、方針に一貫性がなく、政策もチグハグであるのと対照的だ。
亀井静香氏は、小沢氏グループや大阪維新の会への接近を試みたり、石原慎太郎東京都知事の「新党構想」への参加を画策しているようだ。存在感をアピールするつもりだろうが、亀井氏の政治家としての賞味期限はすでに終わっている。姑息な手段で生き残りを図るより、さっさと政界から消えた方がましだ。
亀井亜紀子氏は、政治家としての実績はほとんどない。力量も未知数だ。亀井亜紀子氏は、亀井久興前衆議院議員の長女だ。ワガハイは、国民新党の中では久興氏の主張には同感するものが多かった。だからといって、おやじと娘が同じではないが、将来には期待できるものがあるかも知れない。
最後まで主旨を貫いた両亀井氏に比べ、自見氏や下地氏の言動は理解しにくい。かつて社民党が連立を離脱。その後陰が薄くなった。自見氏や下地氏は、与党にいることの「有り難み」を十分に承知。公約をソデにしてまで政権に恋々としているだけだ。このままでは国民の理解は得られまい。
by everyoung
| 2012-04-07 21:17
| 言いたい放題
|
Comments(0)