2013年 01月 26日
ボケに混浴 |
こう寒い日が続くと温泉が恋しくなる。山のいで湯で雪山を眺めながら浸ったり、雪がチラチラ降る中での露天風呂はなかなかのものだ。最近は、「秘湯」が少なくなった。メデイアが紹介した瞬間に有象無象が押し掛け、「秘湯」ではなくなる。
何日か前の新聞で、「認知症には混浴が効く」という文言が目に付いた。もしかしたら記事ではなく、新聞の広告欄にある雑誌の見出しだったかも知れない。何しろ、昨日の出来事さえ思い出せないことが多いので、ワガハイの記憶も曖昧だ。かなりボケが進行して来た証左でもあろう。(06年10月「ボケの段階」、08年8月「ボケ易い人」参照)
以前、空手の仲間と東北の秋保温泉で合宿したことがある。学生の合宿ではないので、稽古よりは温泉や酒が主体となる。宴会が終わり、各部屋に集まり吞み会の続きが始まる。ワガハイは酒はそれほど強くないので、適当なところで温泉に浸かりに行った。
残念ながら、この宿には混浴風呂はなかった。代わりに、ローテンションで時間を分けて男女が利用する風呂があった。男性の時間帯であることを確認して、風呂のドアを開けた。途端に目の前で体を洗っている二人の女性が目に入った。「これは失礼」と閉めようとしたら、「いいですよ」との嬉しい応答があった。
二人の女性は30代半ば。何とドアのすぐ横で片膝を立てた格好だ。ワガハイからは、正面が「丸見え状態」であった。「しまった。メガネを掛けて来ればよかった」と悔やんだ。折角のご婦人の姿がボケてしまうからだ。いつも風呂に入る時にはメガネをしない。慌ててメガネを取りに行くわけにはいかない。そのまま浸かった。湯気に霞む風景も、まんざらではなかった。
事後、部屋に帰り男性の仲間に「コレコレしかじか」だったと報告した。「なぜ呼びに来ない」と皆に叱られた。冗談ではない。メガネさえ取りに引き返せなかったのに、「皆を呼んで来てもいいですか」と聞けるわけがない。一人だけでいい思いをした。
帰りの車の中で、仲間の女性何人かに意見を聞いた。「女性は、男性とは異なり、地べたに直接座り、片膝を立てて髪などを洗うのか」。答えは、「そうする人もいるし、しない人もいる」とのことだった。バカなことを質問したものだと後悔した。
秋保での経験は、混浴ではないが、実質混浴と同じであった。関東では、群馬の宝川温泉が混浴で有名だ。巨大な露天風呂がいくつかあるが、観光地化され過ぎ感が否めない。同じ谷のさらに奥にある湯の小屋温泉の方がまだましだ。群馬の混浴では、三国峠近くにある法師温泉も人気がある。ここも高いし、秘湯ではなくなった。関東でも探せばいろいろある。
ワガハイの国元には、湯原温泉というのがある。名峰・大山の裏辺りにあり、24時間無料で利用できる。河原にあり相当大規模だ。週末ともなれば、関西周辺から若い女性がわんさと押し寄せる盛況ぶりだ。帰郷の際には、ここに寄ってひと風呂浴びて帰ることにしている。
新聞で紹介があった記事の詳細は読んでいない。混浴がボケに効くという学術的根拠は分からないが、何となく効きそうな気もする。ボケた振りをして、いつか女性を混浴に誘いたい。「では、ご一緒しましょう」、などと言う女性はいないだろうな。
何日か前の新聞で、「認知症には混浴が効く」という文言が目に付いた。もしかしたら記事ではなく、新聞の広告欄にある雑誌の見出しだったかも知れない。何しろ、昨日の出来事さえ思い出せないことが多いので、ワガハイの記憶も曖昧だ。かなりボケが進行して来た証左でもあろう。(06年10月「ボケの段階」、08年8月「ボケ易い人」参照)
以前、空手の仲間と東北の秋保温泉で合宿したことがある。学生の合宿ではないので、稽古よりは温泉や酒が主体となる。宴会が終わり、各部屋に集まり吞み会の続きが始まる。ワガハイは酒はそれほど強くないので、適当なところで温泉に浸かりに行った。
残念ながら、この宿には混浴風呂はなかった。代わりに、ローテンションで時間を分けて男女が利用する風呂があった。男性の時間帯であることを確認して、風呂のドアを開けた。途端に目の前で体を洗っている二人の女性が目に入った。「これは失礼」と閉めようとしたら、「いいですよ」との嬉しい応答があった。
二人の女性は30代半ば。何とドアのすぐ横で片膝を立てた格好だ。ワガハイからは、正面が「丸見え状態」であった。「しまった。メガネを掛けて来ればよかった」と悔やんだ。折角のご婦人の姿がボケてしまうからだ。いつも風呂に入る時にはメガネをしない。慌ててメガネを取りに行くわけにはいかない。そのまま浸かった。湯気に霞む風景も、まんざらではなかった。
事後、部屋に帰り男性の仲間に「コレコレしかじか」だったと報告した。「なぜ呼びに来ない」と皆に叱られた。冗談ではない。メガネさえ取りに引き返せなかったのに、「皆を呼んで来てもいいですか」と聞けるわけがない。一人だけでいい思いをした。
帰りの車の中で、仲間の女性何人かに意見を聞いた。「女性は、男性とは異なり、地べたに直接座り、片膝を立てて髪などを洗うのか」。答えは、「そうする人もいるし、しない人もいる」とのことだった。バカなことを質問したものだと後悔した。
秋保での経験は、混浴ではないが、実質混浴と同じであった。関東では、群馬の宝川温泉が混浴で有名だ。巨大な露天風呂がいくつかあるが、観光地化され過ぎ感が否めない。同じ谷のさらに奥にある湯の小屋温泉の方がまだましだ。群馬の混浴では、三国峠近くにある法師温泉も人気がある。ここも高いし、秘湯ではなくなった。関東でも探せばいろいろある。
ワガハイの国元には、湯原温泉というのがある。名峰・大山の裏辺りにあり、24時間無料で利用できる。河原にあり相当大規模だ。週末ともなれば、関西周辺から若い女性がわんさと押し寄せる盛況ぶりだ。帰郷の際には、ここに寄ってひと風呂浴びて帰ることにしている。
新聞で紹介があった記事の詳細は読んでいない。混浴がボケに効くという学術的根拠は分からないが、何となく効きそうな気もする。ボケた振りをして、いつか女性を混浴に誘いたい。「では、ご一緒しましょう」、などと言う女性はいないだろうな。
by everyoung
| 2013-01-26 10:55
| 言いたい放題
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