2005年 08月 03日
スイカのお陰 |
「夏が来れば想い出す・・・」とかいった唄があったが、ワガハイはタバコと縁を切った当時のことを想い出す。
大分前のことだが、ある日洗面所でうがいしたら口から血の固まりのようなものが出て来た。真っ青になった。「これはヤバイ、やはりタバコを止めた方がいいな」と決断した。
仕事の関係ですぐに医者には行けなかったが、血もそれっきりだった。何日かしてまた同じ事が起きた。少し血が変だったので、もう一度メガネを掛けてよく観察した。スイカのカスだった。「な〜んだ、血ではなかったか」「そう言えば、前回もスイカを食べたあとだったな」 禁煙はそれ以来ずっと続いている。
洗面所で、顔を洗ったり歯を磨いたり、うがいをするときには当然、メガネと時計を外す。最初に血と錯覚したときもそうだ。慌てていて気が動転したのだ。
かつて、気候風土の違う国で勤務したときに喉をやられた。タバコを吸うと喉に違和感を感じるようになった。それでもタバコは止められなかった。短期間は止めたことがあるが、目の前で吸われるとすぐに意志が崩れた。紙巻きが一番悪く、シガーやパイプの方が喉に良かった。今ほど「嫌煙権」がうるさくない時代だったので、それで凌いだ時期もあった。
義父はチェーンスモーカーだった。80歳を過ぎて医者に脅かされて急にタバコを止めた。「今さら」と思ったが、余計なことは言わなかった。義父はほどなく死んだ。ストレスだったのか。タバコを吸っていたらもっと長生きしたかも知れない。
タバコは、何かなければ止めるのは難しい。逆に何かあった場合「止めるもの」があった方がいい。「止めるもの」が何もないも困るものだ。
大分前のことだが、ある日洗面所でうがいしたら口から血の固まりのようなものが出て来た。真っ青になった。「これはヤバイ、やはりタバコを止めた方がいいな」と決断した。
仕事の関係ですぐに医者には行けなかったが、血もそれっきりだった。何日かしてまた同じ事が起きた。少し血が変だったので、もう一度メガネを掛けてよく観察した。スイカのカスだった。「な〜んだ、血ではなかったか」「そう言えば、前回もスイカを食べたあとだったな」 禁煙はそれ以来ずっと続いている。
洗面所で、顔を洗ったり歯を磨いたり、うがいをするときには当然、メガネと時計を外す。最初に血と錯覚したときもそうだ。慌てていて気が動転したのだ。
かつて、気候風土の違う国で勤務したときに喉をやられた。タバコを吸うと喉に違和感を感じるようになった。それでもタバコは止められなかった。短期間は止めたことがあるが、目の前で吸われるとすぐに意志が崩れた。紙巻きが一番悪く、シガーやパイプの方が喉に良かった。今ほど「嫌煙権」がうるさくない時代だったので、それで凌いだ時期もあった。
義父はチェーンスモーカーだった。80歳を過ぎて医者に脅かされて急にタバコを止めた。「今さら」と思ったが、余計なことは言わなかった。義父はほどなく死んだ。ストレスだったのか。タバコを吸っていたらもっと長生きしたかも知れない。
タバコは、何かなければ止めるのは難しい。逆に何かあった場合「止めるもの」があった方がいい。「止めるもの」が何もないも困るものだ。
by everyoung
| 2005-08-03 19:45
| 言いたい放題
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