2016年 01月 06日
包囲網の徹底を |
北朝鮮が「水爆実験」を実施したもようだ。客観的データでは、必ずしも水素爆弾とは断定できないが、核実験としては3年ぶり、4回目となる。国際公約を平気で反古にする気違い国家に対し、国際社会が手ぬるい対応をしているからなめられるのだ。
核の保有が、外交手段として最も有効であることを北朝鮮は承知している。全てを犠牲にしてまでも、核武装を急ぐのはそのためだ。水爆は原爆と異なり、高度の技術力が必要だが、安価で小型化が可能だ。しかも爆発力には格段の違いがある。ミサイルに搭載するには好都合で、水爆の保有は必然的な流れだ。
日本政府は直ちに、北朝鮮の暴挙に対し非難と抗議を表明。「断固たる対応をする」との姿勢で、米国、韓国などと協調していく考えを示した。言わずもながのことだが、いくら言葉だけを強めても何の意味もない。どう具体的にどう行動するかだ。
予想されるのは、国連安保理で北朝鮮に対する経済制裁を強化するとの決議をするぐらいだ。よほどの口実がないと武力制裁まではできない。今までも同じことを繰り返しているが、経済面での制裁は限定的で、効果はあまり上がっていない。隣接する中国やロシアが「抜け穴」を放置しているからだ。
最近、北朝鮮は中国との関係を悪化させるなど孤立化の様相を強めている。北朝鮮は、核さえ持てばなんとでもなると勘違いしているようだが、愚かなことだ。恐らく中国もロシアも、国際世論を背景に制裁強化には賛同するであろう。これまで以上に、両国の本気度が試されるケースとなる。
重要な点は、徹底した北朝鮮包囲網を国際的に構築できるかどうかだ。外部との物流をはじめ、金脈や情報通信網を遮断。キムジョンウン政権を締め上げて追い込むことだ。キムとしては、どこかの段階で譲歩するか、捨て身の核使用に踏み切るかの選択が迫られる。
譲歩は、政権の命脈が断たれることに等しい。仮に、核ミサイルを飛ばしたら、寄ってたかって撃ち落とすとともに、基地を破壊してキム政権を一気に潰してしまうことだ。口実は後で考えればよい。延命の余地を与えることは、全世界はもちろん、北朝鮮国民にとっても禍根を残すことになる。その方が、拉致を含めて懸案事項を解決する早道だ。
核の保有が、外交手段として最も有効であることを北朝鮮は承知している。全てを犠牲にしてまでも、核武装を急ぐのはそのためだ。水爆は原爆と異なり、高度の技術力が必要だが、安価で小型化が可能だ。しかも爆発力には格段の違いがある。ミサイルに搭載するには好都合で、水爆の保有は必然的な流れだ。
日本政府は直ちに、北朝鮮の暴挙に対し非難と抗議を表明。「断固たる対応をする」との姿勢で、米国、韓国などと協調していく考えを示した。言わずもながのことだが、いくら言葉だけを強めても何の意味もない。どう具体的にどう行動するかだ。
予想されるのは、国連安保理で北朝鮮に対する経済制裁を強化するとの決議をするぐらいだ。よほどの口実がないと武力制裁まではできない。今までも同じことを繰り返しているが、経済面での制裁は限定的で、効果はあまり上がっていない。隣接する中国やロシアが「抜け穴」を放置しているからだ。
最近、北朝鮮は中国との関係を悪化させるなど孤立化の様相を強めている。北朝鮮は、核さえ持てばなんとでもなると勘違いしているようだが、愚かなことだ。恐らく中国もロシアも、国際世論を背景に制裁強化には賛同するであろう。これまで以上に、両国の本気度が試されるケースとなる。
重要な点は、徹底した北朝鮮包囲網を国際的に構築できるかどうかだ。外部との物流をはじめ、金脈や情報通信網を遮断。キムジョンウン政権を締め上げて追い込むことだ。キムとしては、どこかの段階で譲歩するか、捨て身の核使用に踏み切るかの選択が迫られる。
譲歩は、政権の命脈が断たれることに等しい。仮に、核ミサイルを飛ばしたら、寄ってたかって撃ち落とすとともに、基地を破壊してキム政権を一気に潰してしまうことだ。口実は後で考えればよい。延命の余地を与えることは、全世界はもちろん、北朝鮮国民にとっても禍根を残すことになる。その方が、拉致を含めて懸案事項を解決する早道だ。
by everyoung
| 2016-01-06 23:00
| ハラ立ち日記
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