2016年 03月 19日
笑って元気に |
涙を流すほどのかなしい場面に直面しないで済むのは幸せの証だ。できれば、一生ヘラヘラ笑って過ごしたい。最近、転がり回るほどおかしい思いをしたことがない。歳とともに喜怒哀楽に鈍感になったのかも知れない。
東京大学と千葉大学が65歳以上の老人2万人を対象に実施した調査によると、笑う人とそうでない人では、脳卒中や他の疾患などの健康状態に1、5倍の差が出た。笑うことにより、ストレスが解消。血行も良くなり、免疫や消化器系に好影響を与えるためだそうだ。
毎日笑う人は、男で約38%、女で約49%。ほとんで笑わない人は、男が10%、女では5%いるとか。昔から、「笑う門には福来る」などと言われ、人間の生活にとって、笑いは健康に良いだけでなく、世の中を明るくする。
テレビに登場する「お笑い芸人」のほとんどは、本職を離れてタレント化している。漫才や落語などの本来の「お笑い」番組が少なくなっているのような気がする。たまに見る機会があっても、昔ほど面白くない。ネタの開発にも努力の跡が見られない。
インドに「笑いヨガ」というのがある。笑う運動をして元気になろうという発想だ。医師が考案したと言われている。格闘技の世界で、よく笑う印象があるのは、元プロレスラーの浜口某だ。大きな口を開けて下品な顔で大笑いしてゼニが稼げる幸せな男だ。
笑いにはいろいろな形態がある。ざっと頭に浮かぶのだけでも、「うすら笑い」「苦笑い」「お世辞笑い」「つくり笑い」「せせら笑い」「鼻で笑う」「笑って誤魔化す」「笑わせるな」などなどだ。あまり良い意味では使われていない。
「日本笑い学会」なるものが存在する。「笑い」を学術的に研究する組織だ。この学会の会長は森下伸也氏で、ワガハイと同じ鳥取県の出身だ。隣の島根県は安来節の発祥地だ。「どじょすくい」が有名で、踊りの先生が時々、上京して芸人などの指導に当たっている。この先生の顔を見ているだけでおかしさが込み上げる。怒った時も、笑った顔にしかならないというのが悩みのようだ。
昔、英国でエリザベス女王の「笑い皺」が話題になったことがある。歳の割には皺が多いということだ。王室は公衆の面前で怒った顔を見せられない。いつも笑っていなければならない。いつの間にか、笑った形が固定化して「笑い皺」の蓄積に繋がったとの説だ。そういえば、美智子妃殿下も同じ境遇だ。王室も皇室も大変な職業なんだ。(12年1月「笑門来福」など参照)
東京大学と千葉大学が65歳以上の老人2万人を対象に実施した調査によると、笑う人とそうでない人では、脳卒中や他の疾患などの健康状態に1、5倍の差が出た。笑うことにより、ストレスが解消。血行も良くなり、免疫や消化器系に好影響を与えるためだそうだ。
毎日笑う人は、男で約38%、女で約49%。ほとんで笑わない人は、男が10%、女では5%いるとか。昔から、「笑う門には福来る」などと言われ、人間の生活にとって、笑いは健康に良いだけでなく、世の中を明るくする。
テレビに登場する「お笑い芸人」のほとんどは、本職を離れてタレント化している。漫才や落語などの本来の「お笑い」番組が少なくなっているのような気がする。たまに見る機会があっても、昔ほど面白くない。ネタの開発にも努力の跡が見られない。
インドに「笑いヨガ」というのがある。笑う運動をして元気になろうという発想だ。医師が考案したと言われている。格闘技の世界で、よく笑う印象があるのは、元プロレスラーの浜口某だ。大きな口を開けて下品な顔で大笑いしてゼニが稼げる幸せな男だ。
笑いにはいろいろな形態がある。ざっと頭に浮かぶのだけでも、「うすら笑い」「苦笑い」「お世辞笑い」「つくり笑い」「せせら笑い」「鼻で笑う」「笑って誤魔化す」「笑わせるな」などなどだ。あまり良い意味では使われていない。
「日本笑い学会」なるものが存在する。「笑い」を学術的に研究する組織だ。この学会の会長は森下伸也氏で、ワガハイと同じ鳥取県の出身だ。隣の島根県は安来節の発祥地だ。「どじょすくい」が有名で、踊りの先生が時々、上京して芸人などの指導に当たっている。この先生の顔を見ているだけでおかしさが込み上げる。怒った時も、笑った顔にしかならないというのが悩みのようだ。
昔、英国でエリザベス女王の「笑い皺」が話題になったことがある。歳の割には皺が多いということだ。王室は公衆の面前で怒った顔を見せられない。いつも笑っていなければならない。いつの間にか、笑った形が固定化して「笑い皺」の蓄積に繋がったとの説だ。そういえば、美智子妃殿下も同じ境遇だ。王室も皇室も大変な職業なんだ。(12年1月「笑門来福」など参照)
by everyoung
| 2016-03-19 10:50
| 言いたい放題
|
Comments(0)