2005年 10月 18日
プレーオフ |
プロ野球パリーグはプレーオフの結果、ロッテの31年ぶりの優勝が決まった。気の毒なのはソフトバンクで、昨年に続き日本シリーズ進出は夢と消えた。レギュラーシーズンでトップだったこともあり、一部の関係者や論客の中には「プレーオフの仕組みがおかしい」などと言っているものがいる。ルールを了承のうえ実行したのであり、2年連続敗退したからと言って騒ぎ立てることではない。
今年のパリーグは、「2強・3弱・1問題外」だった。もし西武が勝ち上がっていれば、ソフトバンクには「1勝」のアドバンテージが与えられた。決戦相手はロッテだったので、レギュラーでの「5ゲーム差」に届かず、ハンディなしの戦いであった。
プレーオフの仕組みに不満があるのは、長いレギュラーを戦ってやっとトップになったのに、最後の短期決戦で油揚をさらわれるのは理不尽だ、というものだ。3弱の一角である西武までが、3位だったためプレーオフの権利を取得した。1、2位との差があまりにも大きいため、もし西武が優勝していたらもっと論議が高まった可能性がある。
ソフトバンクとロッテだけを見ると、チーム力に差異はない。ゲーム差こそ4、5だったが、本塁打数を除くと、得点、失点、防御率はロッテが上だ。西武を含めてみると、3割打率を達成したのは上位3チームの選手だけだ。打撃10傑も同様だ。防御率でも、8位までをこの3チームの投手が占めている。
こうみると、上位2チームは当然だが、西武もゲーム差を別にすれば、内容的にはプレーオフへの資格が十分にあったことになる。パリーグのプレーオフは、「敗者復活戦」であり、他のスポーツでも例のあることだ。一度、敗退しても最終的に優勝できる仕組みは、合理的にできていればそれなりに面白い。
今年のパリーグは、「2強・3弱・1問題外」だった。もし西武が勝ち上がっていれば、ソフトバンクには「1勝」のアドバンテージが与えられた。決戦相手はロッテだったので、レギュラーでの「5ゲーム差」に届かず、ハンディなしの戦いであった。
プレーオフの仕組みに不満があるのは、長いレギュラーを戦ってやっとトップになったのに、最後の短期決戦で油揚をさらわれるのは理不尽だ、というものだ。3弱の一角である西武までが、3位だったためプレーオフの権利を取得した。1、2位との差があまりにも大きいため、もし西武が優勝していたらもっと論議が高まった可能性がある。
ソフトバンクとロッテだけを見ると、チーム力に差異はない。ゲーム差こそ4、5だったが、本塁打数を除くと、得点、失点、防御率はロッテが上だ。西武を含めてみると、3割打率を達成したのは上位3チームの選手だけだ。打撃10傑も同様だ。防御率でも、8位までをこの3チームの投手が占めている。
こうみると、上位2チームは当然だが、西武もゲーム差を別にすれば、内容的にはプレーオフへの資格が十分にあったことになる。パリーグのプレーオフは、「敗者復活戦」であり、他のスポーツでも例のあることだ。一度、敗退しても最終的に優勝できる仕組みは、合理的にできていればそれなりに面白い。
by everyoung
| 2005-10-18 19:07
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