2019年 02月 10日
不要な国家 |
韓国のムン・ヒサン国会議長が、米系メディアとのインタビューで、天皇を侮辱するような発言をして物議を醸している。国会報道官は、一部を否定しているようだが、趣旨は変わらないであろう。もう一つのムン(ジェイン大統領)と合わせて、日本の「離韓貢献者」として評価される存在だ。
ムン・ヒサンは、「天皇が元慰安婦に直接謝罪すれば解決できる」と述べ、売春婦の成れの果てに天皇が会い、手を握って頭を下げろということらしい。ムンは、さらに「天皇は戦争犯罪主犯の息子」とも表現している。
「慰安婦」問題は、本欄でも何度も取り上げた案件だ。これまでに明らかにされた証拠等から、すでに解決済みであることは国際的にも明々白々だ。韓国は、過去の経緯を無視するどころか、天皇まで持ち出して来た。
ムン大統領に加えてムン国会議長までが、こぞって反日姿勢を明確にしている。日韓関係が険悪化する中で、更なる「火に油」を注いだ格好だ。度重なる韓国の反日言動に喜んでいるのは、日本の反韓勢力だ。
ここまで来たら、日本の政府、国民としても看過できないであろう。週明けの国会でも取り上げて、制裁措置の具体的検討に入るべきだ。大使の召還は言わずもながだが、主要生産財や、技術、部品など中心に輸出制限を課す必要がある。
経済的には、日本にとって韓国との関係は微々たるもで、影響は限定的だ。半面、韓国の対日依存度は計り知れない。これまで甘い顔をするから舐められて来たのだ。いい加減に腹を括って、貿易面での「離韓」対策を本格的に練る時期に来た。
一つ懸念されるのは、北朝鮮との関連だ。南北間の緊張がある限り、日本にとっては韓国は「バッファー」的な役割がある。現状では、米朝が接近する段階にあり、韓国の軍事面での意義は薄れている。
北朝鮮にとっても、重要なのは韓国ではなく米国との関係だ。これが解決しなければ、南北の融和などはあり得ない。米朝がどういう手の打ち方をするかは、まだ見えない。仮に、核・ミサイルの放棄が実現すれば、韓国の出番は何もない。
ムン大統領の親族は、もともとは北出身で、融和には熱心だが、何の成果も出していない。ムンがジタバタしても、何もできないというのが実態だ。米朝が再び緊張状態に戻らないとすれば、日本にとって韓国は軍事的にも不要な国となる。
by everyoung
| 2019-02-10 09:34
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