2005年 11月 21日
公務員天国 |
「増税論議より構造改革を」。当たり前の話だ。先行きを見通すと、今の財政状況では国は破綻する。どこかで収入増を図る必要がある。景気回復による税の自然増がある程度は期待できるが、それだけでは不十分である。収支バランス改善のために、財政当局はすぐに増税策を打ち出すが、その前に政府一体となって、思い切った歳出削減に取組むべきだ。
改革のテーマはいくつかある。そのひとつは公務員「優遇策」の見直しである。公務員は、一部例外があるものの基本的には終身雇用で一生生活が保障されている。つまり「ローリスク」なのだ。民間企業的な考え方なら、「ローリスク」なら「ローリターン」であるのが普通だ。公務員の場合は、「ローリスク」ながら「ハイリターン」となっている。
昔は、必ずしも公務員が優遇されていた分けではない。いつの間にか給与水準は民間のレベルに達し、追い越している事例も多い。公務員全体の人件費は27兆円にも達している。税収の60%を上回る水準にある。問題なのは給与水準だけではない。「徒歩手当」「独身手当」「管理職以外手当」などなど、訳の分からない諸手当が多い。それ以外にも、公務員宿舎の提供や、天下りのはめ込み、高水準な退職金など挙げれば切りがない。隙あれば税金を搾取する仕組みとなっている。
以前にも指摘したが、公務員は「金儲けをした経験のない人たち」である。金儲けしたら犯罪になる。「金の使い方だけを決める人たち」なのである。民間企業とは根本的に違う点だ。使う金は税金である。自ら汗水垂らして稼いだものではない。つまり人の金だから無責任になる。
人件費だって予算である。民主的手続きを得て承認されているものがほとんどだ。本来なら、議会できちっと議論されているはずだ。ところが実態はそうではない。「労使間」のなあなあで決まって、黙認されているのが実情だ。内輪同士で決めるからこんなことになるのだ。
諸手当といっても全部が不必要とは限らない。必要かどうかの判断は、いったん全部ゼロにして、納税者を含めた「第三者機関」で改めて決めた方がよい。納税者は「事件」にでもならない限り気付きにくい仕組みはおかしい。
改革のテーマはいくつかある。そのひとつは公務員「優遇策」の見直しである。公務員は、一部例外があるものの基本的には終身雇用で一生生活が保障されている。つまり「ローリスク」なのだ。民間企業的な考え方なら、「ローリスク」なら「ローリターン」であるのが普通だ。公務員の場合は、「ローリスク」ながら「ハイリターン」となっている。
昔は、必ずしも公務員が優遇されていた分けではない。いつの間にか給与水準は民間のレベルに達し、追い越している事例も多い。公務員全体の人件費は27兆円にも達している。税収の60%を上回る水準にある。問題なのは給与水準だけではない。「徒歩手当」「独身手当」「管理職以外手当」などなど、訳の分からない諸手当が多い。それ以外にも、公務員宿舎の提供や、天下りのはめ込み、高水準な退職金など挙げれば切りがない。隙あれば税金を搾取する仕組みとなっている。
以前にも指摘したが、公務員は「金儲けをした経験のない人たち」である。金儲けしたら犯罪になる。「金の使い方だけを決める人たち」なのである。民間企業とは根本的に違う点だ。使う金は税金である。自ら汗水垂らして稼いだものではない。つまり人の金だから無責任になる。
人件費だって予算である。民主的手続きを得て承認されているものがほとんどだ。本来なら、議会できちっと議論されているはずだ。ところが実態はそうではない。「労使間」のなあなあで決まって、黙認されているのが実情だ。内輪同士で決めるからこんなことになるのだ。
諸手当といっても全部が不必要とは限らない。必要かどうかの判断は、いったん全部ゼロにして、納税者を含めた「第三者機関」で改めて決めた方がよい。納税者は「事件」にでもならない限り気付きにくい仕組みはおかしい。
by everyoung
| 2005-11-21 12:39
| ハラ立ち日記
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