2006年 08月 20日
日本の誇り |
例年8月は終戦記念日に当たることもあって、各メディアが戦争特集を組んで報道する傾向がある。歴史を直視し、検証していくことは必要である。少なくとも日本は先進国の中で、戦後61年間対外紛争に直接関わりを持たなかった希有な国であることを誇りにすべきだ。
正確なデータではないが、戦後自国民を一番多く殺したのは中国の毛沢東であろう。毛沢東が殺した中国人の数は1億人とも言われているが、これはあまり根拠がない。中国当局が明確な統計を発表するわけではないから全て推測だ。これまでの情報を総合すると、少なくとも数千万人には達していたと見るのが妥当だ。ヒトラーやスターリンも真っ青になるほどの規模だ。
毛沢東は、1958年から61年にかけて無謀な「大躍進政策」を実行した。社会主義建設を進め、農業や工業を飛躍的に発展させることを狙った。この政策はたちまち挫折、無数の餓死者を出す結果となった。
第二の愚挙は「文化大革命」だ。「大躍進政策」の失敗から復権を目指す毛沢東が仕組んだ政治闘争だ。幼稚な改革運動を掲げ中国中が大騒ぎした。1966年から69年にかけてのことだ。地方での殺戮は日常茶飯事となり、「反革命分子」として多くが処刑された。短期間にこれほどの自国民を犠牲にした例はない。前後して実施したタクラマカン砂漠での大気中核実験でも、多くが犠牲となった。
翻って米国はどうか。圧倒的な経済力と軍事力を背景に、戦後のあらゆる地域紛争に絡んできた。中東戦争、朝鮮動乱をはじめ、ベトナム戦争など枚挙にいとまがない。戦闘に直接関与することにより、自国兵士の犠牲を伴ったのは当然だが、それ以上に他国民を殺してきた。兵士ばかりでなく民間人の多くも戦闘に巻き込まれて死んでいった。これを積み上げた数字は手元にはないが、米国は多分、「世界一」の他国民殺人者であることは間違いないだろう。
中国にしても米国にしても、自分が戦後に果たしたことをもっと謙虚に反省すべきである。逆に日本は、世界平和にどれほど貢献してきたかを声を大にして世界に発信する必要がある。
正確なデータではないが、戦後自国民を一番多く殺したのは中国の毛沢東であろう。毛沢東が殺した中国人の数は1億人とも言われているが、これはあまり根拠がない。中国当局が明確な統計を発表するわけではないから全て推測だ。これまでの情報を総合すると、少なくとも数千万人には達していたと見るのが妥当だ。ヒトラーやスターリンも真っ青になるほどの規模だ。
毛沢東は、1958年から61年にかけて無謀な「大躍進政策」を実行した。社会主義建設を進め、農業や工業を飛躍的に発展させることを狙った。この政策はたちまち挫折、無数の餓死者を出す結果となった。
第二の愚挙は「文化大革命」だ。「大躍進政策」の失敗から復権を目指す毛沢東が仕組んだ政治闘争だ。幼稚な改革運動を掲げ中国中が大騒ぎした。1966年から69年にかけてのことだ。地方での殺戮は日常茶飯事となり、「反革命分子」として多くが処刑された。短期間にこれほどの自国民を犠牲にした例はない。前後して実施したタクラマカン砂漠での大気中核実験でも、多くが犠牲となった。
翻って米国はどうか。圧倒的な経済力と軍事力を背景に、戦後のあらゆる地域紛争に絡んできた。中東戦争、朝鮮動乱をはじめ、ベトナム戦争など枚挙にいとまがない。戦闘に直接関与することにより、自国兵士の犠牲を伴ったのは当然だが、それ以上に他国民を殺してきた。兵士ばかりでなく民間人の多くも戦闘に巻き込まれて死んでいった。これを積み上げた数字は手元にはないが、米国は多分、「世界一」の他国民殺人者であることは間違いないだろう。
中国にしても米国にしても、自分が戦後に果たしたことをもっと謙虚に反省すべきである。逆に日本は、世界平和にどれほど貢献してきたかを声を大にして世界に発信する必要がある。
by everyoung
| 2006-08-20 20:03
| 言いたい放題
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