2006年 09月 13日
進路選択 |
今年の夏の高校野球甲子園大会で、最後まで死闘を演じた早稲田実業の斎藤佑樹投手と駒大苫小牧の田中将大投手の進路が確定した。斎藤投手は大学進学で、田中投手はプロを目指す。「そんなとこかな」、と予想していたので意外感はない。
斎藤投手は、マウンドでの振る舞いから「ハンカチ王子」と呼ばれ、「おばさん人気」が急上昇。人気にあやかろうとして、プロ球団も獲得に乗り出しそうな雰囲気だった。彼の甲子園での実績は確かに大きい。しかし投球技術はともかく、体力的にみても迫力からしてもプロとしては線が弱いような気がする。大学で腕を試したあと、再度プロ入りを判断したとしても遅くはないだろう。
田中投手は、荒削りなところがあるがダイナミックで根性もあり、どちらかといえばプロ好みだ。下手に大学野球で「小成」するより、若いうちにプロの世界で鍛えられた方が成長しそうだ。両人とも自己分析ができており、進路選択は妥当であろう。
高校球児の進路について想い出すのは、作新学院当時の江川卓投手だ。「怪物」と言われ、高校生離れした功績を残した。彼は、即プロになりたかったが「巨人」にこだわり、結局大学に進学した。彼ほどの逸材にとっては、大学野球は「遊び」のようなものだったに違いない。卒業後、再度「巨人」への執着をみせ、あまりスマートではないやり方で望みを達し、世間でひんしゅくを買った。待望の巨人で一時豪腕をみせたが、野球人生は短命に終わった。彼の行動を評して「エガワる」との言葉も生まれた。
その後に話題になったのが、PL学園から巨人入りした桑田真澄投手だ。彼は大学進学の意向を土壇場で翻意。巨人との裏取引があったと噂された。それなりの実績は残したが、マウンドで念仏を唱えたり、「投げる不動産屋」などと呼ばれ、別な面でも有名になった。いまでも現役でいるようだが、存在感がない。
少なくとも斎藤、田中両投手には、こんなエピソードは残してもらいたくないものだ。
斎藤投手は、マウンドでの振る舞いから「ハンカチ王子」と呼ばれ、「おばさん人気」が急上昇。人気にあやかろうとして、プロ球団も獲得に乗り出しそうな雰囲気だった。彼の甲子園での実績は確かに大きい。しかし投球技術はともかく、体力的にみても迫力からしてもプロとしては線が弱いような気がする。大学で腕を試したあと、再度プロ入りを判断したとしても遅くはないだろう。
田中投手は、荒削りなところがあるがダイナミックで根性もあり、どちらかといえばプロ好みだ。下手に大学野球で「小成」するより、若いうちにプロの世界で鍛えられた方が成長しそうだ。両人とも自己分析ができており、進路選択は妥当であろう。
高校球児の進路について想い出すのは、作新学院当時の江川卓投手だ。「怪物」と言われ、高校生離れした功績を残した。彼は、即プロになりたかったが「巨人」にこだわり、結局大学に進学した。彼ほどの逸材にとっては、大学野球は「遊び」のようなものだったに違いない。卒業後、再度「巨人」への執着をみせ、あまりスマートではないやり方で望みを達し、世間でひんしゅくを買った。待望の巨人で一時豪腕をみせたが、野球人生は短命に終わった。彼の行動を評して「エガワる」との言葉も生まれた。
その後に話題になったのが、PL学園から巨人入りした桑田真澄投手だ。彼は大学進学の意向を土壇場で翻意。巨人との裏取引があったと噂された。それなりの実績は残したが、マウンドで念仏を唱えたり、「投げる不動産屋」などと呼ばれ、別な面でも有名になった。いまでも現役でいるようだが、存在感がない。
少なくとも斎藤、田中両投手には、こんなエピソードは残してもらいたくないものだ。
by everyoung
| 2006-09-13 22:57
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