2006年 11月 20日
拉致認定 |
警察庁はこのほど、鳥取県米子市の松本京子さんを北朝鮮による拉致被害者と認定した。認定したことで、政府は責任を持ち北朝鮮との奪還交渉に当たることになる。認定者はこれにより17人となる。
認定には、いくつかの確認要件が不可欠だ。本人の意思に反して北朝鮮に入国したことや、北朝鮮側の拉致の意図が明確であったかどうかなどだ。そのために実に30年近い年月が必要だったということだ。
米子市はワガハイの生誕の地であり、特別な思いがある。この辺りは朝鮮人の住民も多く、歴史的にみても朝鮮半島との往来が多い地域である。幼少のころ、何か悪さをすると「子盗り憎が来るぞ」と親に脅かされた記憶がある。「子盗り憎」とは朝鮮人の人さらいのことである。実際にそのようなことがあったとは聞いていない。まさかこの平和な時代に起ころうとは想像もできないことだ。
北朝鮮の拉致の経緯は改めて言うまでもない。松本さんのケースもそうだが、確証を得るまでに時間が掛かり過ぎている。当時、松本さんの行方不明事件がどのように報じられていたかは定かではない。
認定時の報道によると、拉致現場は目撃されていた。二人の男の存在や、目撃者への攻撃などもあった。しかも海上では工作船まで確認されていたようだ。松本さんのサンダルも残されているし、多くの証言者もいた。はじめから本人の意思でないことに巻き込まれているのは事実である。
にもかかわらず警察は、事件発覚と同時にどのような行動に出たのか。事件の解明には初動捜査が重要である。直ちに聞き込みをして、陸海に捜査網を設けて非常線を張っていたなら、松本さんは助かっていたかも知れない。当時、まさか北朝鮮が拉致するなどは想定外であり、通常の事件として対処した可能性が強い。昨今の捜査をみても、警察の「思い込み」による初動ミスが目立つ。相変わらず失敗を繰り返しているのだ。
認定には、いくつかの確認要件が不可欠だ。本人の意思に反して北朝鮮に入国したことや、北朝鮮側の拉致の意図が明確であったかどうかなどだ。そのために実に30年近い年月が必要だったということだ。
米子市はワガハイの生誕の地であり、特別な思いがある。この辺りは朝鮮人の住民も多く、歴史的にみても朝鮮半島との往来が多い地域である。幼少のころ、何か悪さをすると「子盗り憎が来るぞ」と親に脅かされた記憶がある。「子盗り憎」とは朝鮮人の人さらいのことである。実際にそのようなことがあったとは聞いていない。まさかこの平和な時代に起ころうとは想像もできないことだ。
北朝鮮の拉致の経緯は改めて言うまでもない。松本さんのケースもそうだが、確証を得るまでに時間が掛かり過ぎている。当時、松本さんの行方不明事件がどのように報じられていたかは定かではない。
認定時の報道によると、拉致現場は目撃されていた。二人の男の存在や、目撃者への攻撃などもあった。しかも海上では工作船まで確認されていたようだ。松本さんのサンダルも残されているし、多くの証言者もいた。はじめから本人の意思でないことに巻き込まれているのは事実である。
にもかかわらず警察は、事件発覚と同時にどのような行動に出たのか。事件の解明には初動捜査が重要である。直ちに聞き込みをして、陸海に捜査網を設けて非常線を張っていたなら、松本さんは助かっていたかも知れない。当時、まさか北朝鮮が拉致するなどは想定外であり、通常の事件として対処した可能性が強い。昨今の捜査をみても、警察の「思い込み」による初動ミスが目立つ。相変わらず失敗を繰り返しているのだ。
by everyoung
| 2006-11-20 12:22
| ハラ立ち日記
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