2008年 04月 20日
よく言うよ |
北京五輪を前にした聖火リレーが各地で続いている。昔からあったわけではないし、騒動の元になるようなら止めた方がよい。警備のための税金も無駄遣いだ。騒動の原因は、中国政府のチベット対応にあるが、これを五輪に絡めるには賛成できない。
中国のチベット政策については問題が多いが、聖火リレーの場を利用して行動を起こす必要はない。全世界規模で随時、人権や宗教の自由を求めて中国に抗議すればよいのだ。聖火リレーとは別次元の話だ。
各地での反中国抗議行動に対し、今度は中国側が対抗措置を取り始めた。パリでの行動が象徴的だっただけに、特にフランスをターゲットにしたデモが起きている。攻守所を変えた逆襲だ。中国政府の意図が見え隠れする。
滑稽なのは、西側の報道が「偏向」していると主張していることだ。共産党の一党独裁国家の下で住民は洗脳されてきた。共産主義の「正当性」のみを教え込まれた中国人にすれば、西側の報道姿勢は「偏向」と映るかもしれない。
チベットの場合もそうだが、中国国内では自由に取材活動ができない。たまに「公開」しても、見せたい所だけを連れて歩くだけだ。健全なジャーナリズムは存在しない。自由とはかけ離れた世界である。「偏向」しているのは中国の方である。
人民日報は新聞ではない。中国共産党の機関紙である。権力に都合のよいことだけを報道する「偏向」だらけの媒体である。日本で言えば、日本共産党の「赤旗」、創価学会の「公明新聞」や「聖教新聞」、自由民主党の「自由新報」などがそれに相当する。これらは、日本新聞協会にも加盟できない政党機関紙である。
日本では、報道機関は「第四の権力」と呼ばれてきた。「立法府」「行政府」「司法」の三権に匹敵する組織ということだが、四者が並んでいるのではない。三権に対抗する意味での「第四の権力」でなければならない。
西側の報道機関は、基本的に反権力で反体制である。極端でなくても、是々非々が原則である。権力や政権に迎合していては、その存在価値はない。中国の「常識」は、権力にとって都合の悪いことを報道することが「偏向」を意味するものとなる。反権力・反体制は、政治犯であり、頭のおかしい精神異常者なのである。
五輪では、どっと西側の報道機関が押し寄せる見通しだ。スポーツ報道だけでなく、中国社会全体の恥部も根掘り葉掘り暴かれていく可能性が強い。その機会に中国人民が、自らが「偏向」していることに気付くかどうでだろう。
中国のチベット政策については問題が多いが、聖火リレーの場を利用して行動を起こす必要はない。全世界規模で随時、人権や宗教の自由を求めて中国に抗議すればよいのだ。聖火リレーとは別次元の話だ。
各地での反中国抗議行動に対し、今度は中国側が対抗措置を取り始めた。パリでの行動が象徴的だっただけに、特にフランスをターゲットにしたデモが起きている。攻守所を変えた逆襲だ。中国政府の意図が見え隠れする。
滑稽なのは、西側の報道が「偏向」していると主張していることだ。共産党の一党独裁国家の下で住民は洗脳されてきた。共産主義の「正当性」のみを教え込まれた中国人にすれば、西側の報道姿勢は「偏向」と映るかもしれない。
チベットの場合もそうだが、中国国内では自由に取材活動ができない。たまに「公開」しても、見せたい所だけを連れて歩くだけだ。健全なジャーナリズムは存在しない。自由とはかけ離れた世界である。「偏向」しているのは中国の方である。
人民日報は新聞ではない。中国共産党の機関紙である。権力に都合のよいことだけを報道する「偏向」だらけの媒体である。日本で言えば、日本共産党の「赤旗」、創価学会の「公明新聞」や「聖教新聞」、自由民主党の「自由新報」などがそれに相当する。これらは、日本新聞協会にも加盟できない政党機関紙である。
日本では、報道機関は「第四の権力」と呼ばれてきた。「立法府」「行政府」「司法」の三権に匹敵する組織ということだが、四者が並んでいるのではない。三権に対抗する意味での「第四の権力」でなければならない。
西側の報道機関は、基本的に反権力で反体制である。極端でなくても、是々非々が原則である。権力や政権に迎合していては、その存在価値はない。中国の「常識」は、権力にとって都合の悪いことを報道することが「偏向」を意味するものとなる。反権力・反体制は、政治犯であり、頭のおかしい精神異常者なのである。
五輪では、どっと西側の報道機関が押し寄せる見通しだ。スポーツ報道だけでなく、中国社会全体の恥部も根掘り葉掘り暴かれていく可能性が強い。その機会に中国人民が、自らが「偏向」していることに気付くかどうでだろう。
by everyoung
| 2008-04-20 21:45
| 言いたい放題
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