2007年 06月 27日
馴れ合い |
年金処理に関連したゴタゴタで、安倍政権に対する逆風が強い。自民党は政権政党である。公的機関の不祥事の最終責任は与党にあることは間違いない。徹底的に問題点を解明、国民の不信感を払拭しなければならない。これは当然のことである。
自民党攻撃の先鋒に立っているのが民主党である。世論も振り回されて内閣支持率はこのところ急低下している。この問題を扱うに当たって、留意しておかなければならないのは、誰がデタラメな処理をしたかだ。民主党の支持母体が現場の主役であったことを忘れてはならない。いずれ検証委員会で、実態が判明することになるだろう。
1979年に社会保険庁と自治労が交わした「オンライン計画の実施に伴う覚書」というのがある。これがデタラメの原点である。その内容は、いかに「怠けるか」を羅列したものである。電算化や機械化は「労働者の敵」であることが前提となっており、義務を最小にして最大の権利を主張するものだ。
民主党のバックは連合である。自治労はその中の最大組織である。配下に、社会保険事務所の地方事務官が所属する国費評議会なるものがある。その組織率は96%にも達している。同評議会はことし3月に、名称を全国社会保険職員労働組合に変えた。実態は同じである。これが諸悪の根源である。民主党が社会保険庁の解体に反対するのもそのためだ。
日本の社会風土として、コトを荒立てることはなるべくしない。「みんな仲良く」のムラ社会から成り立っている。地方事務官が社会保険庁のトップになることはあり得ない。上司は天下り官僚で占められている。天下り組は現場を知らない。基本的に現場が言う事を聞かなければ仕事は進まない。そこに「もたれ合い」「馴れ合い」の世界ができあがる。
自ら汗をかき、金儲けしなけらばならない民間企業とは体質が違う。適当にやっていてもクビにもならないし、倒産もしない。上から下まで気楽な商売である。覚書はその象徴的存在であった。ここに本格的にメスを入れなければ、年金問題は解決しない。
自民党攻撃の先鋒に立っているのが民主党である。世論も振り回されて内閣支持率はこのところ急低下している。この問題を扱うに当たって、留意しておかなければならないのは、誰がデタラメな処理をしたかだ。民主党の支持母体が現場の主役であったことを忘れてはならない。いずれ検証委員会で、実態が判明することになるだろう。
1979年に社会保険庁と自治労が交わした「オンライン計画の実施に伴う覚書」というのがある。これがデタラメの原点である。その内容は、いかに「怠けるか」を羅列したものである。電算化や機械化は「労働者の敵」であることが前提となっており、義務を最小にして最大の権利を主張するものだ。
民主党のバックは連合である。自治労はその中の最大組織である。配下に、社会保険事務所の地方事務官が所属する国費評議会なるものがある。その組織率は96%にも達している。同評議会はことし3月に、名称を全国社会保険職員労働組合に変えた。実態は同じである。これが諸悪の根源である。民主党が社会保険庁の解体に反対するのもそのためだ。
日本の社会風土として、コトを荒立てることはなるべくしない。「みんな仲良く」のムラ社会から成り立っている。地方事務官が社会保険庁のトップになることはあり得ない。上司は天下り官僚で占められている。天下り組は現場を知らない。基本的に現場が言う事を聞かなければ仕事は進まない。そこに「もたれ合い」「馴れ合い」の世界ができあがる。
自ら汗をかき、金儲けしなけらばならない民間企業とは体質が違う。適当にやっていてもクビにもならないし、倒産もしない。上から下まで気楽な商売である。覚書はその象徴的存在であった。ここに本格的にメスを入れなければ、年金問題は解決しない。
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by everyoung
| 2007-06-27 23:16
| ハラ立ち日記
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